伊弉諾(いざなぎ)神社に、今年一年の無病息災の御礼の参拝をしてきました。社長ブログ/神戸の社長/社長の生活/淡路ブログ
誰も、明日のことは分かりません。誰に将来を支配されているのか、分かりません。分からないので、神仏に手を合わせます。 淡路 (3)社長ブログ/神戸の社長/社長の生活/淡路ブログ
淡路島の、イザナギ神社に来ています。境内の掲示板には、国生み伝説が書かれています。
「現存する最古の書物「古事記」、「日本書記」には、「国生み神話」と称される部分に、神代七代の最後に登場するイザナギ・イザナミ男女二注の神は、最初に「於能碁呂島(おのころじま)」に降り立ち、
ここから淡路島、四国、隠岐、九州、壱岐、対馬、佐渡および大倭豊秋津島(本州)の大八島の国を生みました。
伊弉諾(いざなぎ)の大神は、国造りの大業に始まる神功を終えられた後、最初にお生みになった淡路島の多賀の地に「幽宮(かぐりのみや)」を構えて、余生を過ごされたといわれています。」
(近畿自然歩道 環境庁・兵庫県より)
また、さざれ石の横には、「敬神生活の綱領」が書かれていました。
「神道は天地悠久の大道であって、崇髙なる精神を培ひ、大平を開くの基である。
神慮を畏み祖訓をつぎ、いよいよ道の精華を発揮し、人類の福祉を増進するは、使命を達成する所以である。
ここにこの綱領をかがげて向ふところを明らかにし、実践につとめて以て大道を宣揚することを期する。
一、神の恵みと祖先の恩とに感謝し、明き清きまことを以て祭祀にいそしむこと
一、世のため人のために奉仕し、神のみこともちとして世をつくり固めなすこと
一、大御心をいただきてむつび和らぎ、国の隆昌と世界の共存共栄とを祈ること
と書かれていました。
池を跨ぐ、石の橋を渡り、神社に向かいます。
下を見ると、大きな鯉が、ゆっくりと泳いでいます。鯉も、きっと寒いだろうなと思います。
あと数日で、この神社も、新年を迎え、新年には初詣に、多くの方が参拝されると思います。
それが、今なら、誰にもぶつからず、誰にも押されることなく、スムースに本殿に参拝できました。
本殿の左脇には、初詣に備えて、テントが張られ、中では、初詣の受付の準備が進んでいました。
神社のマーケティングでは、一年の中で、最も現金が集まるのが、お正月の三が日です。
お正月の三が日に備えて、今から縁起物や、お願いする絵馬、おみくじなどの準備が、進んでいます。
「国生み神話 日本の初めと淡路島」は、淡路島生まれの絵本で、皇室献上本だそうです。1500円で販売中です。
お札を頂きに、社務所に行くと、巫女さんは、お正月用の縁起物作りに、手を休めていません。
事故や、怪我、思いがけない天災など、無病息災が一番です。
その平穏な生活は、元々、約束されていたのか、神仏に祈って、与えられたのか、それは分かりませんが、神や仏の前で、自然と頭を下げていることで、今日の平穏な生活が、あるように思います。
2014年12月25日(木)