人形峠と言えば、かつては、期待されたウラン鉱石が採掘された所です。

人形峠の、日本原子力研究開発機構 人形峠環境技術センターは、閉館中です。  岡山(7)

人形峠に着きました。ここには、かつて日本でただ一つの天然ウランの鉱業所がありました。その名残に、日本原子力研究開発機構 人形峠環境技術センターがあります。

人形峠かがくの森プラザが、残っていますが、今は施設全体が閉館中です。

人形峠展示館 独立行政法人日本原子力研究開発機構の、石碑がありました。

人形峠展示館

この建物の中には、岡山大学人形峠サテライト研究室も入っています。

広場の中央に、天然記念物のオオサンショウウオの、生け簀があります。覗いてみます。

岩の隠れ場所に隠れているのか、小さいサンショウウオしか見えません。

川魚が飼われています。上から覗くと、魚はパニック状態になって、逃げまどっています。

日本でウランが発見され、採掘が始まった時には、人形峠のウランは、随分と期待されましたが、今は、国内でウランを生成するよりも、海外から輸入する方が、価格が安定しているので、この施設も稼働していません。

これからは、下りになります。

ウランが出なければ、農道ぐらいの所は、ウランが出たので、道は二級国道に昇格していました。

この先を左に曲がると、恩原高原があります。野鳥の森や、人工スキー場、自然植物園、青少年旅行村、オートキャンプ場などがあります。

雪が降ったら大変ですが、今の秋なら、穏やかな日本の農村風景が続きます。

いつきトンネルを通って、再び吉井川の川の流れに沿いながら、今度は下り道になります。

松葉博雄と奧さんは、思いがけもない人形峠へのドライブで、岡山の鏡野町の紅葉を、しっかりと鑑賞する事が出来ました。やはり、田舎ドライブは心が安まります。

2014年11月13日(木)