星野佳路社長へ、名刺の裏にメッセージを書きました。届くでしょうか?
松葉登美子母と、星野佳路社長のお祖母様は、医学校の同窓生ではないかと、思っています。 京都 (5)
星のや京都のお部屋に案内されました。 玄関から、入り口を開けて、家の中を見渡すと、この一棟だけで、料理旅館が出来そうです。
壁紙には、梅の木と梅の花が円形にデザインされ、一枚の壁紙に同じ絵柄が、まるでスタンプを押したように規則正しく配置されていました。
案内されたお部屋は、2階建てになったお部屋で、部屋の中に階段があり、下は寝室、上の階は居間で、食事はここに運ばれます。
1階に比べ、2階は外からの光りがしっかり入って、庭木も高いところが窓から見えるので、部屋全体が明るく感じます。
2回からも大堰川が見えます。向こうの岸には、トロッコ列車が走る、線路があります。
まずは、2階の居間に上がって、到着を労うお茶のサービスを頂きます。
窓から見える景色は、静寂な谷間のような、自然のままの風景です。
星のやは、全国にリゾート施設を建設中です。多くの施設の中で、星のやが付くのは、星のや軽井沢、星のや京都、星のや竹富島、の3つです。
階段はやや急な階段です。酔っぱらうと、階段でこけそうです。こけると下の段まで転がり落ちそうです。酔っぱらいにならないようにしましょう。
お風呂は温泉ではありません。これで温泉があればいいなぁと思いましたが、桧造りの昔風の日本の古くから有る浴槽です。
お茶が用意され、お茶請けに栗まんじゅうがでました。
窓から見ると、とても大きな桧の木が、凜として立っています。これなら、800年以上の年輪でしょうか。
星のや京都の敷地の中に、いろいろと遊べる施設があるようですが、台風の近づく雨なので、あまり外に出たくもなくなり、部屋から外の景色を見ていると、近くの専光寺というお寺から聞こえる鐘の音が聞こえてきました。
これは、護永親王の詠んだ歌ですが
「つくづくと思ひ暮していりあひの
鐘をきくにも君ぞこひしき」
の歌にぴったりの風景です。
室町和久傳で、包んでもらった竹の皮のおにぎり弁当を、ちょっとお腹の足しに食べてみました。鐘の音にしみじみ浸っていながら、食欲はおさえられません。
サービス係の男性の方に、星の旅館の星野社長は、こちらには時々こられるのですか?とお尋ねすると、毎年一回は必ず視察があるそうです。
なにしろ、全国に星のリゾートを展開し、さらには海外にも事業展開しているようなので、超忙しいご様子です。社員の方に、星野佳路(ほしのよしはる)社長に伝言をお願いしました。
松葉博雄の母の松葉登美子と、星野佳路さんのおばあさまが、帝国女子医学専門学校(現東邦大学)の同窓で、亡くなった母から、星野さんという名前を、何度も聞いていました。
母の親友の星野さんは、星野旅館のお嬢さんでした。それを思い出すと、きっと星野佳路さんの、お母様かおばあさまではないかと思います。
そこで、松葉博雄の名刺の裏に、私の母と、星野社長のお祖母様が、医学校で親友でしたと、メモ書きをして、サービス係の男性に、星野佳路社長に届けて頂くよう託しました。
この名刺は果たして、星野佳路社長に届くでしょうか?届けば、どんなメッセージが返って来るでしょうか?これは楽しみです。
お昼に、室町和久傳で京料理を沢山頂いたので、夜はお部屋に特製うどんを届けてもらいました。星のや京都でも、お誕生日の会ということで、ボトルの差し入れがありました。とても美味しいお酒でした。
2014年10月6日(月)