四国八十八箇所の第八十四番目のお寺である、屋島寺にお詣りしています。
四国八十八箇所の第八十四番目のお寺では、大きな声で願いごとを叫びながら皿を投げる、かわら投げが名物です。 四国 (6)
四国八十八ヶ所の第八十四番目のお寺である屋島寺は、予想以上に境内の広いお寺です。
本堂にお詣りした後は、屋島寺名物の、かわら投げに向かいます。
途中、山門をくぐると、四天門の広目天の彫刻がありました。
左右対になって、 四天門の多聞天もあります。
お盆休みのせいか、たくさんのお詣りの人がいて、写真を撮ろうとしていると、次から次へと撮影中の前を人が横切り、中断が続きます。
山門の下の、陰になった部分の場所は、風が通り抜けて、涼しく感じます。
日本語以外のツアーガイドの声も聞こえて、高松は、海外からの観光客が多いことに改めて気がつきます。
屋島寺本坊の前です。この奥には入れません。
行く手に見えたのは、屋島名物、かわら投げの、かわらに見立てた、土で作った皿です。
「かわら投げ」のいわれが書いていました。
「源平合戦で戦いに勝った源氏が陣笠を投げて勝閧をあげました。この言い伝えにならい素焼きのかわらけを展望台から海に向かって飛ばすのが「かわら投げ」です。」
「戦勝にちなみ、受験の合格祈願にもなります。と、書いていました。あとは、開運厄除け、家内安全、商売繁昌、交通安全に良いそうです。
ここが、屋島のかわら投げ処のようです。
いろんな所で、かわら投げをしています。出来る事なら、遠くに届くかわらが、目に見えるところがいいので、視界の良いところを探します。
皆さんの投げている姿を見て、松葉博雄も願いを込めて、土製のかわらを、海に向かって投げます。もちろん、海にまで届くわけが無く、山の斜面に落ちていきます。
U君も松葉博雄の奧さんも、同じように、祈願を込めて、かわらを投げます。
向こうの方に見える島は、男島と女島(絹島・丸亀島)だそうです。あの島の一部で、昔二十四の瞳の映画撮影をしたそうです。
売店で少し休憩です。U君がソフトクリームが欲しいようです。源平の古戦場にちなんで、武者人形が陳列されています。
いわれのありそうな、鎧人形がありました。近づいて、なにが書いてあるか読んでみます。
鎧の横には、「この鎧を 金四十八万円にて お譲りいたします」と書いています。
相当前から陳列しているようで、48万円では、誰も興味を示していないようです。なんでも鑑定団に出してみれば、この鎧が、どのぐらいの値段が付くか、わかると思います。
2014年8月14日(木)