阿波踊り、今年も来ました阿波踊り。

阿波踊り、桟敷席より、街角の阿波踊りの方が、一体感があります。四国 (3)

お盆と言えば、盆踊りです。盆踊りと言えば、阿波の徳島の、阿波踊りです。

これから、阿波踊りを見物するために、高松徳島行き臨時便、JR高徳線、特急うずしおの指定席で、徳島へ向かいます。

特急「うずしお」は、主に高徳線の高松~徳島間を1時間10分前後で結ぶ特急列車で、約1時間に1本運転されています。お盆と言うこともあってか、臨時列車が出ていました。

U君も、甚兵衛さんを着て、阿波踊りに行きます。

昨年は、残念ながら、阿波踊りの最中にバギーで寝てしまって、U君は、阿波踊りを見ていません。

≫2013年8月13日

お弁当を買っていたので、徳島に着くまでに頂きます。

お弁当は、高松三越店の美濃吉で買った「清水(きよみず)」というお弁当です。ちりめん山椒ご飯や、季節のおかずが入った、とても美味しいお弁当です。

阿波踊りは、JR徳島駅を中心に広い場所で行われるようです。メイン会場は、市の中心部の公園や通りに設けられた演舞場・おどり広場・おどりロード・まちかど広場です。踊りは午後10時30分まで続きます。

徳島市のホームページには、阿波踊りの案内を、詳しく掲載しています。

約400年の歴史があり、夏季になると徳島県内各地の市町村で開催されています。

松葉博雄は、去年も、孫のU君とリッキー君を連れて、阿波踊りに参加しています。U君は今年も、去年と同じ甚兵衛を着て参加します。

JR徳島駅を出て、そごう百貨店の前を通り、大通りを歩いていくと、もう身体がじっとしていられないほど、軽快なお囃子が、身体を揺すってきます。

徳島市阿波おどりは国内最大規模で最も有名なお祭りで、四国三大祭りに数えられています。

阿波おどりは2拍子で、テンポは様々です。勇壮な男踊りと、華やかな女踊りの踊り子もいます。

阿波踊りの歌の文句にあるように、♪踊り踊らば、品良く踊れ、品のよい娘を嫁に取る、と、歌われています。

確かに、鳥追い姿の女性の踊り子は、全員が同じではありません。何となく、品のよい娘に、目がいきます。

松葉博雄が、初めて阿波踊りを徳島で見たのは、もう、40年以上も前ですが、その当時は、今のような大太鼓を威勢良く叩く、お囃子は無かったように思います。

今回は、最初の予定は、桟敷席の切符を買って、桟敷席で観る予定でしたが、桟敷席では、踊りの輪に入ることが出来ません。

♪踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なら踊らにゃ損損、と、歌われるように、見ているだけでなく、踊りの輪に入った方が、さらに楽しくなります。

浴衣の袂に、四電エンジニアリングと書かれています。地元の企業が連を成して、阿波踊りに参加しているようです。この会社の社内に、「4E連」という阿波踊りの有志会があるようです。

桟敷席を避けて、一般道路の歩道部分に腰掛けて、ずっと阿波踊りの連を、見守っています。

松葉博雄の期待は、U君が、阿波踊りのリズムに乗って、踊りの輪の中に入ることです。

見物人が、踊りの輪に入れるチャンスは、にわか連が通る時です。

にわか連が、踊りながらやってくると、見物人が阿波踊りの輪の中に入るように、呼びかけてくれます。

U君も、松葉博雄の後について、にわか連の中に混じって、見よう見まねで踊っています。

阿波おどりに用いられる楽器は「鳴り物」と総称されているそうです。

鳴り物は、踊り子の引き立て役として阿波おどりに欠かせない存在で、演舞場を通り抜ける際は、踊り子の後方にポジションをとっています。(wikipediaより抜粋)

正統派のお囃子と並んで、勢いの良い、大太鼓主体の阿波踊りの連もあります。そばで太鼓の音を聞いていると、腹に響くような、力強い音です。

阿波踊りの予定終了時間は、夜の10時です。段々と、10時が近付いてきます。まだまだ、帰りたくない気持ちです。

帰りの電車の時間が迫り、心残りを感じながら、みんなで駅に向かいます。

船着き場でも、小さな連が、踊りを踊っています。それを、小さな船から見ている、観光客も居ます。

元町おどり広場のゲートを過ぎると、JR徳島駅が、間近にあります。

浴衣姿のお嬢さん達は、徳島の人ではなく、余所から徳島に見物に来ている雰囲気です。徳島の地元の女性なら、きっと、どこかの連に入って、鳥追い姿で踊っているはずです。

U君は、お父さんとお母さんに応援されて、今年は阿波踊りデビューが出来ました。地元の幼い子が、太鼓を上手に叩いている姿を見て、U君のお母さんは、まだ、上を目指すような意見でした。

2014年8月13日(水)