大阪市立大学大学院明石芳彦先生のゼミは、休講なのに、知らずに出席したようです。

リアル店舗はコストがかかり、インターネットのバーチャル店舗はコストが少なく、これで価格競争をするのは、リアル店舗は圧倒的不利です。

そろそろ夏休みが近づいて来ました。今日は大阪市立大学大学院の、明石芳彦先生のゼミに出席するため、仕事を18時までして、その後阪急で梅田に来ています。

梅田の地下街も、夏の模様替えをしています。以前、神戸三宮のさんプラザビルのキーテナントであった三愛が、夏の水着のポスターを、あちらこちらに掲示しているのが目に付きました。

梅田の地下街には、両替屋さんがたくさんあって、通貨の売買をしています。アメリカドルの今日の相場は、買いが1ドル103円10銭です。この交換レートは、キャッシュで受け取るために、1ドルに付き、およそ2円程度、上乗せされています。

キャッシュでドルを持つことは、持つ側にリスクが発生するので、それで手数料が乗せられているようです。

地下街の柱に、弟4回大阪マラソンが、2014年10月26日に開催されることが掲示されています。ランナーは3万人で、出場するための抽選は、これだと相当な競争倍率になっていると思います。

地下街を歩いて、あれこれ見て歩いて、大阪市立大学の梅田キャンパスに着きました。

なんだか今日は、人気が少なく、いつもより静かな感じです。

経済雑誌を図書室で走り読みします。東洋経済の経済大予測では、アベノミクスが今年の後半、どのようになるか、予測記事が出ています。

松葉博雄は経済予測よりも、国債暴落を心配しています。毎年、国の借金はどんどん増えています。一般の家庭なら、年収と同じぐらい借入金をして、その残高はどんどん膨らんでいます。

こんな借金だらけの日本の財政が、このまま続くわけがありません。いつか海外の投資ファンドに、国債、株、為替のいずれかの売り圧力をかけられたら、暴落の危険性があります。

いつもの教室に来て、教室の灯りを付け、エアコンを付け、皆さんが来るのを待っています。ブラインドを開けて外を見ると、JR大阪駅は、まだ夕暮れの薄暗い灯りの中で、真っ正面に見えています。

定刻を過ぎても誰も来ません。おかしいなと思い、事務室に行って、今日は明石ゼミは休講かどうか確認してみても、そんな休講の連絡は入っていないそうです。おかしいなと思って、別の教室も見てきましたが、誰も居ません。

連絡はなかったものの、これはきっと急な用件が入り、休講になったのかと思い、今日のゼミは諦めて、神戸に帰ることにします。

阪急電車に繋がる、阪急百貨店のショウウィンドウは、すっかり夏模様です。夏模様だけでなく、早くも夏物のクリアランスセールさえ始まっています。リアルに店舗を構え、商品を揃え、社員の皆さんが待機して、随分コストがかかっているにも関わらず、百貨店の見えない敵はインターネット通販です。

インターネット通販は、リアル店舗はなく、商品の取り揃えもなく、社員もごく僅かで、負担するコストは、リアル店舗に比べて、遙かに有利です。こんな不公平な戦いをしているのですから、リアル店舗の維持は大変だなあと思います。

2014年7月14日(月)