播磨灘を臨む、北淡県民サンビーチの浜辺で、定年退職して、家庭人になったら、奥さんと一緒に海岸で魚釣りを一緒に楽しめるような夫婦仲は、理想の穏やかな生活です。
定年退職して家庭人になったら、これまでの仕事が忙しい忙しいは通用しません。ちゃんと奥さんがお相手してくれるように、普段から準備が必要です。 淡路(2)
うとうとしてくるような太陽の日を浴びて、
お弁当を食べた後は、
しばらく目の前のご夫婦が釣りをしているのを見ていました。
定年を迎えた頃の夫婦のあり方を、
具体的な事例で何組かも見てきましたが、
目の前の2人のように、
旦那様について、魚釣りまで付き合っている奥様の事例は、
滅多にない貴重な事例だと思いました。
U君のお父さんが、
夏になったら淡路島でキャンプをしたい
という希望があるので、
キャンプ地を探しに行っているのですが、
目指すキャンプ地は、入り口を間違えて、
野道の細い道を選んでしまった為、
車では危なくて、行くことができませんでした。
代わりに、
花さじきに来ています。
花さじきの花は、菜の花からポピーに変わっています。
これだけのたくさんの花を、
一気に変えてしまうのですから、
この作業はとても大変だったと思います。
ここから見える、大阪湾や、
明石海峡大橋は、いつもきれいです。
花さじきの敷地の中にも、藤棚がありました。
風に吹かれて、藤の房が揺れています。
藤の花には、大きな蜂が来て、蜜を吸っています。
蟻や蜂のように、せっせと働くことを、
美徳のように教えていながら、
その蜂の蜂蜜の、上前を撥ねるとは、
なんと人間はずる賢いものです。
次に行く場所は、
浦の温泉です。
いつも行く、天然温泉「花の湯」です。
天然温泉「花の湯」の敷地の周りには、
サツキがたくさん咲いて、とても綺麗です。
お風呂の後は、スーパーに寄って、
鮎とイカを買いました。
これは今晩、庭で焼肉をするために使います。
お家に帰ると、
朝採ったさくらんぼを、
金柑酒のなかに漬けることにしました。
そんなに果実酒をしょっちゅう飲むわけではないのですが、
誰かが喜んで飲んでくれることを想像すると、
つい作りたくなるのです。
朝洗って干しておいたので、
すぐに漬けることが出来ます。
どんな味になるのか楽しみです。
少しずつ日が陰ってきて、外が暑くなくなったので、
庭で焼肉をするつもりでした。
しかし予想外に風がきつくて、
庭でするのは無理なようです。
今日の焼肉はご近所の、
永山さん夫妻と、朝日さんの3人をお呼びして、
風よけのためにガレージで炭を起こして、
炭火焼きの焼肉をします。
冷凍してあったので、これも使います。
炭の準備や焼肉の準備は、
松葉博雄の担当です。
炭をおこすのは、根気のいる仕事です。
炭火は火が付くと火力が強いのですが、
炭火が着火するまでは、なかなか時間が掛かります。
朝日さんは、岡山の美作市湯郷の出身だそうで、
湯郷のことはよく知っているので、
話がとても弾みました。随分懐いてきました。
炭の火がどんどん強くなってきて、
お肉が焼けるピッチも速くなってきます。
炭火が強くなってくると、
時々コンロの空気穴を調整して、火力を弱めます。
肉を絶えずひっくり返して、焦げないように、
均等に焼けるように、
炭火係は食べる暇もないほど忙しいです。
鮎は炭火焼きにしたのですが、
外側は真っ黒けになってしまいました。
あの料理屋のような串焼きの形にはなっていません。
ビールを飲みながら、永山さんや、朝日さんに、
大変おもしろい話を聞かせて頂きました。
永山さんのご主人は、
昔は中国大陸で仕事をされていたそうで、
中国語も話せるそうです。
いろいろ面白い話を聞いたので、
またの機会に紹介します。
2014年5月8日(金)