藪地島には、藪地洞穴遺跡があります。
藪地島の藪地洞穴遺跡からは、6500年前の縄文人の遺跡が発見されています。 第146回沖縄訪問(13)
津堅島に行く予定です。津堅島に行く前に、途中の藪地島に来ました。
沖縄本島から、藪地大橋が架かっていますが、人は住んでいない離島です。
藪地島の、ずっと奥の方まで行きます。
片山正喜さんは、以前にこの島に来たことがあるそうです。
藪地島の奥には、神社があるという記憶があるそうです。
そちらのほうに行ってみます。
小さな島だと思っていたら、車で走っても、わりに広い島でした。
藪地洞穴遺跡の看板がありました。
この島には約6500年前に、人が住んでいたという、洞窟があるそうです。
藪地洞穴遺跡というものだそうです。
ここは、沖縄県最古の土器が発見された住居跡です。
車を降りて、藪地洞穴遺跡に行ってみます。
洞窟には、強い霊気がありました。
中に入ってみると、人が暮らすには適当な雨露をしのげる場所がありました。鍾乳洞です。
6500年前と言えば、かなり古い縄文土器の時代です。
ここ、藪地島に人が住んでいたのかと思うと、感心しました。
藪地洞穴遺跡は、ジャネー洞(ジャネーガマ)とも呼ばれ、地元住民からは、祖先発祥の地として信仰を集めているようです。
藪地島には、ハブがいるのかどうかはわかりません。
もし、ハブがいるとすれば、迂闊に藪の奥まで入るわけにはいきません。
藪地洞穴遺跡から少し歩くと、浜辺に出られます。
向こうには本島が見えます。
昔、藪地島に住んでいた縄文人は、ここから海に出て、魚や貝、亀などを捕っていたのでしょうか。
藪地島は人の住んでいない離島ですが、藪地島の浜辺は、綺麗な砂浜は残っていません。
珊瑚の死骸やら、波に運ばれてくる漂流物のゴミが、浜辺を汚しています。
津堅島に行くために、藪地島には長くはいられません。
車を引き返して、元来た道を走っていると、藪地島には、猫が沢山いることに気がつきました。
猫は、車の前をゆっくりと、誘導するように歩いています。
あれ?と思った看板があります。
藪地島の地主に向かって、「求む!土地 建物」とメッセージを発信しています。買う気は99%で、即金だそうです。
看板を出しているのは、沖縄の不動産会社の、大和商工株式会社です。
最近噂になっているのは、中国が日本の土地を、積極的に買収している話を聞いたので、ひょっとしてこの藪地島も、中国が目を付けたのかと思って、インターネットで調べてみると、大和商工株式会社は、沖縄の不動産会社でした。
2014年4月19日(土)