熱海の思い出は、美しい富士山が間近に見えたことです。
熱海の思い出は、熱海で買った食材を食べながら、その時その時の買い物をした場面を思い出します。 U君と静岡県熱海市(15)
富士山の周りをタクシーでぐるぐる回っていると、富士山が間近に見えたり、横に見えたり、隠れたり、場所によって富士山の景色も変わってきます。
3月の富士山は、雪が残っていて、美しさに溢れています。もう一度十国峠の前で、タクシーから降りて、写真を名残りに撮りました。
タクシーは、熱海の街に戻ります。熱海と言えば、金色夜叉です。金色夜叉と言えば、熱海の海岸で、間寛一がお宮を足蹴にした名場面の場所です。もちろん、これは小説の話ですけど、ちゃんとお宮の松はあります。
初代お宮の松は、この切り株となって残っています。初代は、道路工事のため枝が切り落とされたり、自動車の排気ガスの影響などで弱り衰えてしまったために、昭和41年、2代目の松を植樹することになったそうです。
金色夜叉と熱海について説明された、案内板がありました。
明治の文豪 尾崎紅葉の代表作小説 金色夜叉は、明治30年1月1日から5年半に亘り、読売新聞に掲載され、たちまち単行本になり、劇化されるなど、当時空前の反響を呼び起こしました。
金色夜叉の歌
熱海の海岸散歩する
貫一お宮の二人連れ
共に歩むも今日限り
共に語るも今日限り
海岸通りにある、ほんの僅かな場所だけが、熱海では平地です。あとはみんな坂に面した町並みです。
熱海城が見えます。この熱海城は、昭和34年に建てられた観光施設で、歴史上の城郭ではありません。海抜100メートルの位置にある、鉄筋造りの建物です。
熱海城は、維持管理が大変なので、売りたくても買い手がないそうです。
いよいよ最後の予定です。最後の予定とは、熱海の干物を買うことです。運転手の佐野俊夫さんに案内して貰って、ひもの問屋豊漁に行きました。
熱海ブランド認定品の、甘塩造り・地物「本からすみ」です。
甘塩の地あじは1篭1,050円です。網代直送 本日入荷とのことです。
「手造り いか塩辛」と大きく掲げられています。人気のようです。
あれも買いたい、これも買いたいと思いつつ、干物は塩気が多いので、あまり続けて塩干物を食べると、体調に変化がでるので、ほどほどにしました。
ひもの問屋豊漁の店主さんは、とても薦め上手で、控えたつもりが、どんどんお土産が増えていきました。
最高級うるめ丸干しは1袋630円です。
ひもの問屋には色々な種類の塩干物が並びます。
地方発送もしています。これだけ買いたいものがあると、発送して頂けるのはとても嬉しいです。
さて、家について、熱海で買ってきた食材を使って、夕食の始まりです。頂くのは、ローストビーフと、
生ハム、
そして、サラダです。
コロッケも買ってきました。
何故か、お肉屋さんなのに、豚骨ラーメンもありました。
豚骨ラーメンは、一人分を、松葉博雄と奥さんの二人で食べて、丁度いい加減でした。
2014年3月21日(金)