「人の行く 裏に道あり 花の山」とは逆の、「醍醐の桜」見物には、人が押し寄せる道でした。

醍醐の桜は、素晴らしい桜ですが、醍醐の桜を見るまでには、険しい道と、長い渋滞が続きます。  岡山の桜(4)

道の駅「醍醐の里」でめだかを買った後、

いよいよ、醍醐の桜が咲いている山に登ります。

醍醐の桜に行くには、途中途中に看板があるので、

道に迷うことはありません。

 

とても厳しい山道で、少しずつ、車が渋滞してきました。

最初の登り口付近では、対向車が来ても、

避けることの出来る道幅でしたが、

そのうち対向車が来ると、

もう絶対無理だろうというくらい、

細い道になっています。

初めて見る醍醐の桜というのは、

どのような場所に咲いているのか、まだ分かりません。

山頂を目指して、ゆっくりゆっくりと車の列が動いていきます。

途中、焼きポンを売っている店がありました。

ここのお店の方は、渋滞中の車に対して、

手押し車でポン菓子を売っていました。

ゆっくり坂を登って、駐車場に進みます。

やっと駐車場に入れたのは、14時近くになっていて、

お昼をとっくに回っていました。

醍醐の桜があるすぐ側には、

茅葺きの家があって、そこが売店になっています。

醍醐桜の説明が書いています。

「この桜は、ヒガンザクラの一種「アズマヒガン」で、

推定樹齢は1000年、根元の周囲9.2メートル、

枝の広がりが四方に10メートル伸び、高さは18メートルある。

「醍醐桜」の名前の由来は、

鎌倉末期の元弘の乱により後醍醐天皇が、

隠岐に流される途中ここに立ち寄り、

美しさを賞せられたとの言い伝えによる。

規模・樹齢ともに県下一であり、

昭和47年12月9日、岡山県の天然記念物に指定されている。」

醍醐の桜の周りは、

飲食物の持ち込みは一切禁止されているので、

観光客の皆さんは、この茅葺きのお家で、

お弁当や、お店で売っている物を買って、食べています。

さてこれから、お弁当を頂いて、

醍醐の桜の傍に行きます。

 

2014年4月10日(木)