マレーシア鉄道の女性の乗務員は、黄色の制服を着ていました。マレーシア旅行記(15)

マレーシア鉄道の女性の乗務員は、黄色の制服を着ていました。マレーシア鉄道の車窓から見る景色は、山や森や畑が続く、のどかな景色です。クアラルンプールに近づくと、超高層ビルが建ち並んでいます。   マレーシア旅行記(15)

マレーシア鉄道の女性の乗務員は、黄色の制服を着ていました。

マレーシア鉄道の、クアラルンプール行きが出発進行です。

発車間もなく、車内に指定席の点検に、女性の車掌さんがやってきました。

終点まで2時間半ぐらいかかりますが、

日本の新幹線のように、車内販売はありません。

窓から見ると、イポーから出た列車は、

窓から見える範囲には、多くの人が住んでいるような都市部は走っていません。

ローカルな景色が続きます。

中でも多いのが、椰子の木畑です。

この椰子の木は、高くなる椰子の木ではなく、

油を取るための低い椰子の木です。

時々、駅に停まります。イポー駅では、10分停まりましたが、

その他の駅では、1分停まるかどうかぐらい短い時間です。

車窓から見ていると、行き交う人は、マレーシア人、中国人、

インド人など、多様性があります。

国際便では、クアラルンプールから、シンガポールに行く便、

またクアラルンプールからタイまで行く寝台列車があります。

今は新しい線路が出来ていて、

何年後かにはクアラルンプールから

シンガポールまで300kmを90分で走れるようになります。

日本の新幹線ぐらいの速さです。

これから向かうクアラルンプールは、マレーシアの首都です。

そして、東南アジア有数のグローバル都市でもあります。

窓から見ると、大量の雨水を含んだ、

どんよりした雲が山からせり出してきています。

クアラルンプールはマレーシア語で

「泥が合流する場所」という意味があるそうです。

市中心部にある代表的なモスク「ジャメ・モスク」の付近で、

ゴンバック川とクラン川が合流していることが基になっています。(ウィキペディア参照)

マレーシアにも、サトウキビ畑がありました。

沖縄でよく見る、サトウキビです。

サトウキビ畑の面積は、椰子の畑から見ると、

比較にならない程、僅かな面積です。

至る所で、建設中の建物が見えます。中国からの投資が、

流れ込んできて、マンション需要を作っているようです。

日本と同じように、棟の繋がった長屋形式の住宅も見えます。

列車は、クアラルンプールに近づいてきました。

これまで、ローカルな景色でしたが、都市部に入ってくると、

超高層ビルが目立ってきました。

およそ2時間半の旅で、クアラルンプールに現地時間17時30分、

日本時間18時30分につきました。

駅を出るとKTMの大きなビルがあります。

マレー鉄道事務局ビルです。

マレー鉄道の旧クアラルンプール中央駅は歴史的な建造物として知られています。 

クアラルンプール市内では最古の駅で、観光名所の一つとなっています。

周辺にはマレー鉄道事務局ビルのほかに、

国立モスクや、イスラム美術博物館などがあります。

クアラルンプール駅は、市街地のど真ん中にあって、どの都市も同じように、

狭い敷地の中に、交通の要所が作られているため、そ

の混雑具合は東京並みです。

車がどんどんこちらに向かって進んでくるので、

イポーの駅で、一旦乗車客を降ろしてクアラルンプールに先回りしてきたバスは、

停めるところが窮屈な様子で、駐車には困っていました。

これから、クアラルンプール郊外のホテルに、バスで向かいます。

2014年3月15日(土)