道の駅鷲の里には、太龍寺ロープウェイがあります。

太龍寺ロープウェイのゴンドラから、那賀川の渓流、絶滅種のニホンオオカミ、空海の修行中の銅像、ブロンズ像の「山さきもり」などが見えました。  徳島ツアー(5)

目指すは道の駅鷲の里です。鷲の里は、県道19号阿南鷲敷日和佐線沿いにあります。

西日本一の長さを誇る、他に類を見ない大規模な太龍寺ロープウェイの駅を併設しています。

川を越え、山を越えての眼前に拡がる圧倒的なパノラマ空中散歩のゴールは四国霊場21番太龍寺です。鷲の里観光物産センターでは、観光・物産案内、みやげ物店、レストホールが併設され、休憩やみやげ探索の人々で賑わっています。(HPより)

車を駐車場に入れると、向こうのほうからロープウェイの駅員さんが走ってきて、「これから太龍寺ロープウェイに乗るのですか?乗るのであれば、急いでください。」と、大慌てです。

どうやら今から発車のようです。そのため、こちらから入ってくださいと、窓を超えて部屋に入り、部屋から廊下を走り、太龍寺ロープウェイに向かいます。西日本最長の特大スケールです。

太龍寺ロープウェイは、4線交走式ロープウェイで、全長2,775m、水平長2,684m、高低差422m(max508m)、運転速度5m/s、所要時間は約10分です。

運賃は、大人往復2,400円(片道1,300円)、中高生は往復1,800円(片道980円)、小人は往復1,200円(片道650円)です。

このゴンドラはスイス製で、乗客100名、プラス添乗員1名の、101名が定員になります。

ロープウェイから、先ほど見た那賀川が見えます。水が透き通っていて、とても綺麗です。さすが2006年河川水質調査で、清流四国一に選ばれた川です。

このゴンドラを作るための費用は、平成4年(1992年)当時で約22億円かかっています。

太龍寺と四国ケーブル株式会社の共同で制作しています。

ゴンドラから見ると、那賀川の蛇行がくっきりと見えます。まるで、針金を曲げたような、U字形です。

ロープウェイの途中には、2基の鉄塔があります。鉄塔を通過するとき、風が強いと、ゴンドラは風に流されて、鉄塔にぶつかることもあるそうです。そのため、鉄塔を通過するときは、速度調整をしています。

終点に近づくと、ロープウェイの進行方向右側に、空海の銅像があります。なぜ空海の銅像があるかというと、

19歳で都の大学での学問に見切りをつけて修行に入った空海が、現在の境内の600m ほど西にある舎心嶽の岩上で百日間の虚空蔵求聞持法を修したとされています。

延暦12年(793年)に桓武天皇の勅願によって堂塔が建立され、空海が虚空蔵菩薩像などを刻み安置したと伝えられているそうです。(ウィキペディア参照)

ニホンオオカミの実物大銅像があります。この地域には、山犬といわれる、ニホンオオカミの原種がいたそうです。しかし、近年ニホンオオカミは絶滅したようです。

高さ約3mのブロンズ像があります。これは、太龍寺本堂から南へ約600mの太龍嶽に設置された流 政行さんの作品「山さきもり」です。

お天気に恵まれ、風も弱く、ゴンドラが大きく揺れることはありませんでした。四国ケーブル株式会社にはお気の毒ですが、乗客はわずか5名でした。

一番標高の高いあたりを通過していると、途中で少しの間ですが、瀬戸内海が見えました。ここからは、お天気がよければ、紀州や淡路島が見えるそうです。

終点に近づくと、スギかヒノキか、たくさんの樹木に、たくさんの花粉が膨らんでいる様子が見えました。このあたり、花粉の最盛期になると、ロープウェイの駅舎にも、雪のように花粉が積もるそうです。

着きました。太龍寺に着きました。ここは標高476mです。六甲山より低いことになります。

ゴンドラをでると、これから奥さんと太龍寺にお参りに行きます。松葉博雄と奥さんは、四国88か所のお寺を、少しずつ巡礼を重ねています。

2014年2月20日(木)