北九州市の小倉に出張です。有志によるメルスプランの勉強会と交流会です。
リーガロイヤルホテルに泊まり、夕食は、フグ料理専門店「あかぎ」で、フグのコース料理です。 北九州市小倉へ出張(1)
北九州市の小倉に、奥さんと一緒に出張です。新神戸から小倉までは、新幹線でわずか2時間です。午後16時頃出れば、夕方18時には小倉に到着します。
小倉に着いた頃は、もう周りはすっかり暗くなり、小雨模様で空気はすっかり冷え込んで、まるで12月の真冬のような寒さです。
新幹線小倉駅から、リーガロイヤルホテルまでは、空中回廊を通るので、雨に濡れることなく、ホテルに行き着きました。
リーガロイヤルホテルは、大阪が本社の会社です。小倉のリーガロイヤルホテルは、29階建ての高層ビルです。
部屋に入り荷物を置くと、夕食をどこでとるか、ホテルの中で食べるか、それとも繁華街に出て、フグ料理にするか、奥さんと相談しました。
リーガロイヤルホテルのフロントで、フグ料理だったらどこがいいか、いくつかお店を紹介してもらいました。あらかじめ4店舗ほど、リストを挙げていたので、リーガロイヤルホテルからどの位の距離か、地図で確認してもらいました。
雨模様の寒い天気なので、近くのお店がいいのですが、せっかく小倉まで来ているので、小倉でなければいただけない、ふぐ料理のお店はどこなのか、地元の人の意見も参考にしました。
選んだ店は、「活魚料理の店 あかぎ」です。電話を入れて予約をとってみると、意外にお店は混んでいない様子で、特に予約の氏名を尋ねられることはありませんでした。
タクシーで、ワンメーターほどの近くに、あかぎはありました。お店は入り口が狭く、お店の中も、カウンターが奥の方まで伸びた店です。
「カウンターにしますか?お座敷にしますか?」と尋ねられ、あかぎのご主人の話を聞くには、カウンター席の方が都合がよいので、カウンターの方に座りました。
注文をして、最初の突き出しを食べている頃から、隣の席の女性が、たばこを吸い出したので、これはちょっと困ったなぁ・・・と思っている時に、左端の一人客の席が空いたので、左端に移動しました。
移動したカウンター席を、奥さんが、前の人のお皿を片付けて、カウンター席を拭いていると、たばこを吸っていたお姉さんが、「韓国の方ですか?」と、声を掛けてきました。韓国の方は、自分で席を片付けて、テーブルを拭く人が多いようです。
「違います、韓国から来たのではなくて、神戸から来た日本人です。」と返答して、「私はたばこが苦手なので、席を移ったのです。」と理由を言うと、お姉さんは、「失礼しました」と軽く頭を下げていました。
水槽には、大きなフグが、底の方にじっと、不安そうに身構えています。
カウンターの上には、フグのヒレがお皿に山盛りされています。
あかぎのご主人は、黙々と、てっさ造りを丁寧に、お皿に一枚一枚並べて、花びらのように形作っています。
一枚一枚、味わって食べています。ポン酢に、もみじおろしを加え、てっさにネギを巻いて、ポン酢につけて頂きます。歯ごたえのよい、とても美味しいてっさです。
湯引きも、プリンプリンとした、味わい深い湯引きです。とても丁寧に、こさえています。
ビールを飲みながら、まずはフグのコース料理のてっさから、ゆっくりと味わっていきます。あかぎのご主人との会話は、少しお腹にフグ料理が入ってからになります。
2013年11月18日(月)