10月10日は眼の愛護デーです。コンタクトレンズメーカーにとっても大切な取り組みの日です。
メニコンのクールビズ・ポロシャツ姿も、9月末で終わります。
菊の香る秋になってきました。もう、月末を迎えて、今日は9月の支払日です。支払日はお金は出ていきますが、情報が入ってきます。菊の花言葉で、白色の菊の花言葉は、『誠実』『真実』といわれています。
サービスマーケティングの中に、顧客と接客担当者が、現場で会った瞬間、相手のサービスレベルを、見る事を、闘牛と、闘牛士が闘牛場で相手を見る、『真実の瞬間』とたとえられています。
私達も、メーカーの担当者と、経営者の出会いの中に、真実の瞬間があります。相手を見て、お互いにこの人は『出来る』、と思ったり、そうではないなと思ったりするような瞬間の判断です。
今朝の一番乗りは、チバビジョンの小竹真一郎マネージャーと、山下淳市さんと、木村正則さんです。
チバビジョンは、アルコンと経営統合したので、アルコンの時代の話に話題がさかのぼりました。ソフトレンズが普及している頃、消毒の方法は、煮沸消毒の時代でした。その後、液体消毒に移っていくのですが、アルコンは、オプティフリーを液体消毒が許可された時から、日本市場にシェアを伸ばしてきました。
その頃の、昔話なら、今の販売担当者が知らない事を、松葉博雄は知っています。今日の話の中心は、通信販売などの非対面販売による、カラーソフトコンタクトレンズに対する問題です。
シードの中野隆一さんは、シンガポールに赴任した、宮川尊臣さんからのマーケティング情報を持ってきてくれました。
シンガポールでは、コンタクトレンズの販売価格は、日本の1.3倍くらいの価格に設定されているそうです。多くの小売店が、メーカー希望小売価格を守っており、価格破壊は起きていないようです。
シンガポールの国土面積は、日本の淡路島とほぼ同じ大きさです。しかし、人口は、540万人、兵庫県に近い人口です。しかし、名目一人あたりのGDPは、日本より40万円高く、効率よくお金を稼いでるようです。
いろいろ話が弾むと、待っている方もいるので、次にボシュロムの山本良一所長さんと、辻亮一さんと、交代です。
ボシュロムは、高度管理医療機器の安全性の観点から、非対面販売の通信販売には、商品を卸していないそうです。カラーソフトコンタクトは、以前のような黒目全体の色を変える方法から、サークルレンズに変わってきています。
サークルレンズの製造販売を始めたのは、ジョンソン・エンド・ジョンソンからです。今日の集金は、小山潤ディストリクト マネージャーと、岡﨑裕之さんです。
ジョンソン・エンド・ジョンソンにとっても、高度管理医療機器のコンタクトレンズを、処方箋無しで通信販売されている事には、安全性の観点から困っています。
各社とも、非対面販売により、十分な理解もなく、安全性の説明も十分でないまま、コンタクトレンズの販売がもたらす、眼障害について心配しています。
来月は、10月で、10月になると、10月10日の眼の愛護デーがあります。このような機会に、コンタクトレンズの安全性の啓蒙活動を各社勧めていくようです。
メニコンは、九鬼真之部長と、住本琢彦さんがこられました。メニコンのクールビズのポロシャツは、今日がこの夏最後の日です。メニコンとは、我が社で行ったアンケート調査の結果を伝え、対策を協議しています。
2013年9月30日(月)