みなとこうべ海上花火大会の、企業スポンサーの一員に、我が社は掲載されています。
こうべ海上花火大会は、23万人の人出で、大賑わいでした。 みなとこうべ海上花火大会(2)
神戸吉兆のお店を出て、メニコンの九鬼真之部長と、菊川紀幸課長と、4人で大急ぎで、特別会場の、新港第一突堤に向かいます。
花火の音は、段々と近くなるにつれ、大きくなってきます。花火の音は、気持ちを高め、早く早くと追い立てるような、忙しない気持ちになってきました。
しかし、気持ちは焦っても、狭い通路に人が一杯で、しかもゆっくりと牛歩のように進んで、思うように早く会場にたどり着けません。
近付くにつれて、花火ははっきりと見えてきました。立ち止まって花火を見ていると、それはそれで、もうここでいいかなぁと、自分自身に妥協してしまいそうです。でも、気持ちにむち打って、指定席の会場に進んで行きます。
気がつけば、いつの間にか、メニコンの九鬼真之部長と、菊川紀幸課長と、離れてしまいました。大変な雑踏なので、一度離れると、もう探すのも難しくなります。
正式な入り口が分からないまま、コンテナーを並べて、仕切り代わりに使っている場所まで、進んできました。もうこれ以上先には進めません。
ご招待したお客様は、ちゃんと指定席に座って、炸裂するような花火を見ていただいているのか、気になります。
今日の神戸港の花火は、1万発ということですが、花火の玉が1万発上がるわけではありません。花火の数の数え方には、特別のルールがあります。
花火はひとつの円で、一発と数えるわけではありません。 花火の打ち上げ発数の数え方は、3寸玉を基準に一寸ごと二乗し、数えます。
3寸= 1発 、 4寸= 2発 、5寸= 4発 、 1尺=128発 ・・・ と換算します。ということは、目に見えてるひとつが1発ではありません。ちなみに、 10号玉=6万円(1尺玉 約30cm)で、20号玉で、55万円です。
(出展:松葉博雄ホームページより: https://mazba.com/31853)
コンテナーが邪魔になって、全ての花火は見えません。コンテナーの先に進めば、見えるのですが、コンテナーの役割は、有料座席と無料座席の仕切りになっています。
我が社がご招待したお客様は、無事に指定の席に座って、ゆっくりと最高の席で神戸港に打ち上がる花火を堪能しておられるのか、気になりながらも、この先に確認には行けません。
花火の打ち上げにも、リズムがあります。少し、ゆったりとした打ち上げ方もあれば、急いで連続で花火を打ち上げて、前の花火が消えないうちに、次の花火を覆い被せるような、花火の輪が、まるで花が重なって咲くような、咲かせ方です。
花火大会で思い出すのは、幼い3人の子供たちを連れて、花火を見に来た頃の思い出です。
花火が終わって帰る頃には、子供達が、雑踏の中で歩くのも大変で、眠ったふりをして、お父さんお母さんの背中におんぶしてもらって帰ろうと、いわゆる「狸寝入り」をしていたそうです。
それを知らない松葉博雄は、眠った子をおんぶして、花火会場から三宮駅まで、雑踏に押されながら、歩いて帰っていました。背負われた子は、駅に着くと、ちゃんと目が覚めて、歩いていました。
今夜の人出は、翌日の新聞発表では、およそ23万人だったそうです。神戸の海上花火大会は、今年で43回目です。花火大会としては、すっかり関西を代表する、ビッグイベントになりました。また来年が楽しみです。
2013年8月3日(土)