さんプラザビル地階には、たくさんの飲食店があります。

さんプラザビル地階の神戸カレーMINTに行ってきました。

さんプラザコンタクトレンズは、さんプラザビルにあります。従って、昼食時には、さんプラザビルの地階に行ってきました。

事務所が手狭になり、2000年6月から、本社と事務所部門を、センタープラザビルへ移転しました。それ以来、さんプラザビルの地階の飲食店街に行く機会が減りました。今日は久しぶりに、さんプラザビル地階に行き、新しいお店のカレー屋さんに入りました。

神戸カレーMINTは、さんプラザ B1Fにあるカフェ風のカレー専門店です。http://kobebeefcurrymint.com/(公式サイト)

ランチタイムは、11時~15時までで、800円からのセットがあります。この近辺のお店では、標準的な価格帯です。レディースセットは、選べるカレーと、はちみつラッシーのセットです。「色々選びたい」「美容にいい蜂蜜入り」という特色で、女性向けのメニューが設定されています。

今月のおすすめは、ロースカツミラノスタイル 850円 と、八丁みそカツカレー 850円です。ミラノ風でイタリアンテイストを取り入れたり、八丁味噌で和風を取り入れたりしていますが、どちらもカレーのメニューです。カレーの多国籍バージョンです。

松葉博雄は、フォンドボーカリーを注文しました。

MINTのフォンドボーカリーは、欧風フォンドボーカリーです。フレンチのフォンドボースープから作りだす為、インドカリーや和風カリーよりも、手間と費用がかかるのだそうです。

松葉博雄の奥さんは、季節の野菜満載カリー 850円 を注文しました。なす、トマト、ズッキーニ、サヤインゲンなどの夏野菜や、他にもじゃがいも、蓮根、キャベツ、ニンジンと、豊富な種類の野菜が乗せられていて、目に鮮やかです。

外食だとあまり野菜が摂れない、栄養が偏る、となりがちですが、これだけ多種の野菜が乗っていると、体にも良さそうです。

もう一つ、外食で心配なのは、塩分です。ただ、こればかりは、カレーのルーを仕込む段階で「塩分を控えて下さい」とは言えません。

最近は、脂肪分を控えたカレールーが販売されていますが、塩分控えめ、というカレーはあまり聞きません。カレーに含まれる塩分について、調べてみると、

「1食当りのカレールウは18〜20gですので、カレー1食当りの食塩量は1.8g〜2.0gになります。現在、1食当りの食塩の摂取目標は2.7g以下が目安とされていますので、カレーは、すぐれた減塩食と言えます。」(全日本カレー工業協同組合ホームページより)

全日本カレー工業協同組合は、理事長がハウス食品の浦上博史さん、副理事長が江崎グリコの江崎 勝久さん、他にもヱスビー食品や、オリエンタルカレーの株式会社オリエンタルなど、カレーに関連のあるメーカーの面々が、役員に名前を連ねる協同組合です。

競合相手であるはずの各社は、昭和16年にこの、通称「カレー組合」を設立していました。組織の目的は、

1. カレーの普及宣伝

2. 市場及び品質の調査研究

3. カレー関連情報の収集と周知

4. 組合員に対する食品関係情報の収集

5. 組合員の事業に関する経営及び技術の改善向上又は組合事業に関する知識の普及を図るための教員及び情報の提供

6. 組合員相互の親睦

7. その他本組合の目的達成に必要な事業

何気なく見つけた、カレー組合の存在に、日本式のカレーがここまで普及した、理由を見つけた気がしました。それにしても、さんプラザビル地階は、多数のカレー屋が隣立する、カレー激戦区です。

2013年7月31日(水)