初夏に向かって、果物が増えてきました。

すもも、びわ、トマト、熟した梅、どれも夏に向かって美味しくなる果物です。 淡路(2)

淡路市のフローラルアイランドに来ています。ここでは、いつも仏壇にお供えするお花を購入します。

仏壇にお供えする花は、少し地味な花が多く、飾り付け用の花は、仏壇用とは違って、色鮮やかな派手な美しさをもった、バラとか、カーネーションになります。

並んでいる薔薇は、時期的に少し外れているのと、花弁に傷が無いことから察するに、温室育ちかもしれません。

黄色い薔薇と、深紅の薔薇がありました。並べて見ると、女性の上等なドレスのようです。

今日のフローラルアイランドは、季節が変わったことを感じさせます。青梅は熟した梅に代わり、梅干し用の南高梅です。淡路産の南高梅が売られています。

次に、「コーナン産直館 淡路東浦店」に来ています。

今が旬のびわが入荷されていました。一般に、びわ農家は、味の良いびわはすぐには出荷しません。園芸農家では、びわ狩りを優先させ、入園料を支払った人に、美味しいびわを提供しています。

びわは手間がかかる果物で、立派なびわになるほど、出荷量は少なくなります。

こちらは大きく太って立派なびわです。5ヶで1パックに詰められています。

桃太郎トマトです。もうすぐ梅雨が明けて暑くなったら、一般家庭の庭でもトマトの収穫出来る時期がやってきます。

和歌山産のすももです。早口言葉で、「すももも桃も桃のうち、桃もすももも桃のうち」と言いますが、見た目も味も全く違います。種としては、同じバラ科ですが、すももはサクラ属、桃はモモ属です。

和歌山産のすももは、見た目に美味しそうで、なんだか口の中に唾液が分泌されてきました。買おうか、見送ろうか、悩ましいところです。奥さんと相談すると、ちょっとまだ早いから、もう少し熟れて、熟したころ買うことにしました。

季節が夏に向かうにつれて、美味しい果物もどんどん出てきます。

旬のびわを買って帰りました。見た目に小さいびわでした。

やはり定説通り、一般流通用のびわは、美味しいびわにあたるのは、なかなか稀有なことです。

美味しいびわは、びわ農家に直接注文するか、びわ農家のびわ狩りに参加して、その時にいただけるびわが美味しいびわのようです。

お米も、自主流通米と、生産者がだれか分かっている、農家から直接買い受けるお米のほうが、美味しいのと、話が似ています。

2013年6月20日(木)