父の日に、感謝の気持ちを花に託して頂きました。
父の日に、お花を頂いた父は、不在でした。後から何度もみられるように、写真に撮り、ブログに残します。
父の日に、父の日のお祝いを、受け取るべき人である松葉博雄は、不在でした。
これでは、父の日に感謝の気持ちをお花に託して、贈ってくれた子供達の気持ちが台無しになります。
そこで、父の日に頂いたお花は、届いたらすぐに写真で残し、松葉博雄が帰ってきても、どのようなお祝いの花が届いたのか、留守中に皆さんが写真保存に協力をしてくれました。
毎年父の日に頂くお花は、盛りつけやラッピングがどんどん洗練されてきている様に感じます。
技術は進んでも、難しいのは花を長く保たせる技術です。
『花の命は短くて、苦しきことのみ多かりき』とは、あの林芙美子さんが書いた言葉です。
この場合の花とは、女性をたとえています。
これを応用すると、『蝶の気持ちは移り気で、花を求めて飛び歩き、』となります。しかし、お父さん達の求める花は、そんなにあちらこちらに咲いてはいません。
結局の所、誘蛾灯に誘われて、自滅するのが関の山です。しかし、男にはロマンがあり、お父さんには家族を養う義務があります。
このロマンと、扶養の義務は、なかなか両立できません。先日、80歳を超えてエベレスト登山を成功した三浦雄一郎さんの例は、男に取ってみても、理想的な両立です。
今年頂いた父の日のプレゼントの花は、カラー ホットチョコレート、バラ レッドエレガンス、リシアンサス、ブラックベリー、アンスリューム、カーネーションの花でした。
花を冷凍にして、永久保存しておきたいくらいですが、花はその咲いた瞬間こそが、最も美しい瞬間で、その美しさを保存する事は、花の美しさを求めるロマンと、花の美しさを保存しようとする執着は、決して両立できるものではありません。
2013年6月11日(土)