宮古島の離島、池間島には、池間島大橋が架かり、離島ではなくなりました。

宮古島の池間島には、1425mの池間島大橋が架かっています。 宮古島ツアー 第140回沖縄訪問(4)

宮古島の池間島からは大神島が見えます。明日は大神島から、池間島を見ます。

宮古島の2日目です。片山正喜さんが朝早くから起こしに来ました。

何かいなと思うと、昨日仕掛けたヤシガニの捕獲に行こうということです。

ヤシガニの捕獲の仕掛けを回収するのに都合が良いのは干潮の時ですが、この時間ではすでに潮が満ちている時間なので、朝出発するのが、少し遅くなりました。

あったかやでは、朝ご飯は自分で作ります。あったかやの奥さんに話を伺いました。

名刺を出して、「私は決して同業者の調査員ではありません。経営に興味があるので、お話を聞かせて下さい」と、身分を明らかにしました。

お話では、宮古島には、ダイビング民宿がおよそ100軒あります。とても激戦状況です。

このあったかやは、3年前に居抜きで譲り受けたそうです。

元のオーナーは、すぐ近くに住んでいます。展示しているオートバイのハーレーは、宮古島で催しがある時に、レンタルするそうです。

ダイビングのお店が上手くいくかどうかは、

①オーナーの人柄
②所有する船の大きさ
③ポイントの案内が的確であること
④インターネットでの勧誘が上手くいくこと

④は新規顧客の獲得に有効で、①②③が上手くいくと、リピートに繋がり、経営は安定します。

昨日スーパーで買って来たご飯を電子レンジに入れてあたためて、ほかほかのご飯を作りました。

朝ご飯を作る間、台所でオーナーの奥さんと、しっかり経営学のお勉強をしました。

そして味噌汁です。片山正喜さんはサラダを作っています。

朝ご飯を食べた後は、宮古島をまわるドライブです。あいにくお天気は曇りで、太陽は出ていません。

今日は池間島の方へ行くことになりました。

最初に寄ったのは、観光スポットの砂山ビーチです。

砂山と言えば、思い出すのは、童謡の砂山です。確か、日本海の佐渡に面した海を歌った歌です。

それが、東シナ海の海に面する宮古島の浜辺にも同じ名前の砂山がありました。

♪~海は荒海 向こうは佐渡よ
すずめ啼け啼け もう日はくれた
みんな呼べ呼べ お星さま出たぞ

砂山ビーチの入り口から、砂山に続く細い道を歩いていると、道の端には、沢山の朝顔が咲き、さすが暖かい島と思える美しい蝶々が、あちらにヒラヒラ、こちらにヒラヒラ飛んでいます。

松葉博雄が写した蝶々の写真は、一枚目です。二枚目と三枚目は、一緒にいた片山正喜さんの撮影した蝶々です。

撮影の腕が違う事が一目瞭然です。

砂山とは、海岸の砂が風によって浜辺から次第次第に丘の方向に吹き上げて出来た山です。

砂山に来るのは、これで二度目です。来る度に思うのは、綺麗な砂だということです。

急斜面の砂山を下りていくと、海辺に面した岩に、海の浸食で穴があいたのか、トンネルが出来ています。

砂山の海岸は、広い海岸ではありません。

向こう側の岸壁まで歩いていって、一番端から写した広さが、この砂山の海岸です。

洞窟のように穴が空いて、トンネル状になった岩を覗いて見ます。

岩の上からの落下物が当たらないように、ネットを被せて危険回避をしています。

トンネルの向こう側から、東の空を写してみると、こんな写真になりました。

砂山の後は、池間島の方向に向かいます。

池間島の海は今日は曇りです。向こうに見える島は大神島です。

池間島と池間大橋を訪れたのは、前回は2004年7月です。夏の海だったので、それはそれはとっても美しい海でした。

向こうの方には3つの大きな風力発電機が回っています。

池間大橋は長さ1425mで、総工費99億円で、1991(平成3)年に完成しました。

これだけ立派な橋でも、通行料は無料です。

海が太陽の光を浴びていたら、飛び込みたくなるような美しい海です。

でも、今日は寒くて、海も暗くて、空も暗くて、飛び込みたいと思いません。

2013年2月15日(金)


←前へ:第140回沖縄(3)

→次へ:第140回沖縄(5)

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください