宮古島では、環境省が絶滅危惧種に指定する ヤシガニが、まだ食べられています。

宮古島では、夜になるとヤシガニが出てくるそうです。研究のために捕獲してみます。宮古島ツアー 第140回沖縄訪問(3)

宮古島ではハブがいないので、

ヤシガニとハブの共生関係が成り立ちません。

サンエーで食品を買った後、

片山正喜さんはソフトバンクのお店に立ち寄り、

通信機器の不具合を相談しました。

このあと夕食です。港の方に行きました。

レンタカーのお兄さんが紹介してくれた、

「海の幸」という店です。

ここは、朝青龍や小泉純一郎総理が

来たお店ということが売り物です。

店内には、色々海の飾りがあり、

今では珍しい亀の剥製や珊瑚が飾ってあります。

まずオリオンビールで乾杯です。

いただくのは、ミンバイと、はま刺です。

はま刺というのは、ふぐのハリセンボンのことです。

外はまだ明るく、海の幸が流行ってくるのは、

これからもっと暗くなって、

街に明かりが点く頃からです。

価格表を見ると、観光客価格です。

特に食べたいと思うメニューが見つかりません。

選んだのは、刺身と、

ハリセンボンの入った味噌汁の定食です。

今夜、ヤシガニを捕獲に行くつもりです。

そのために、海の幸で魚のアラを頂きたく、

お店の人にお願いしたところ、

ほんの少しの冷凍アジを分けてくれました。

これでは、ヤシガニも寄ってこないだろうと思い、

今食べてる食材をヤシガニの餌に持って帰る事にしました。

海の幸で、まぐろのトロはないか尋ねてみました。

あいにく、最近大きなマグロは釣れていないようで、

在庫でもトロはありませんでした。

ちょっと値段は高い店でした。食事が終わった後、

あったかやのご主人に聞いた、

ヤシガニが出てきそうな場所に行ってみます。

ヤシガニが入ると、逃げられないような道具を借りて、

ヤシガニの捕獲に向かいます。

18時49分ですがまだ外は明るい状況です。

段々暗くなってきましたが、

目をつけた場所は、あまり人が来ないような、

立ち入り禁止の場所です。

堤防から浜辺までは、

ほんの僅かな細道があり、

細道の下は岩と海です。落ちると大変です。

この暗い道を通ってあまり人の来ないところに

ヤシガニ捕獲の仕掛けをします。

設置した場所は、海の近くで洞窟があり、

いかにもここならヤシガニがいそうな洞窟の前です。

ビールを飲んで少し酔った状況で岩場を歩くのですから、

足元がふらふらして、絶壁を歩いたので、

後から振り返ると、少し危険な道でした。

片山正喜さんが先導役です。

何とか海に落ちないで戻れました。

仕掛けはゴミ箱です。

ゴミ箱の底に餌を入れ、

岩から侵入してきたヤシガニは、

餌につられてゴミ箱に入ると、

もう出られない事になっています。

しかし、うまくいくかどうかは分かりません。

ひょっとすると、潮が満ちて来て、

ゴミ箱をさらっていくかもしれません。

その場合は、ゴミ箱代をあった

かやさんに弁償する事になります。

なんでこんな事をするのか、

よくよく反省しながら、

片山正喜さんと岩に登り、来た道を帰ります。

あったかやに戻って、

シャワーを浴びてテレビを見て、

その後ビールを飲みます。

明日は、ヤシガニの仕掛けを回収に行きます。

ヤシガニ 関連記事 アーカイブ

2013年2月14日(木)


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