思い出すのは、社会人大学院で大寺まり子さんとマーケティング研究をしていた頃のことです。
社会人大学院は、現役学生とは歳も違い、社会経験も違い、価値観も違い、研究目的も違います。ここにギャップがありました。
社会人大学院は、大人の社会人が社会に出て経験を積んで、もう一度学ぼうとする好学的な人が多くいました。
飛苑で焼肉を食べた後は、兵庫区といえば、兵庫区選出の市会議員 大寺まり子さんの事務所に寄ってみます。
平日の今日、大寺まり子さんがいるかどうかは分かりませんが、近くまで来たので挨拶に寄ってみます。
事務所のドアを開けると、ビックリしたのは大寺まり子さんで、「あら!松葉さん!」と、驚きの声で迎えてくれました。
事務所には、地元商店街の方が 市政相談に来られています。話の邪魔をしてはいけないので直ぐに帰るつもりが、うちの長男夫妻を紹介し、「ちょっと事務所に入りませんか?」と、お誘いを受け、皆でお茶を頂く事になりました。
大寺まり子さんは、初めての松葉博雄の息子夫妻に対して、神戸商科大学大学院のマーケティングゼミでは、松葉さんに大変お世話になりましたと、丁寧にご挨拶を頂きました。
事務所の中には、今も、一緒に小西一彦先生の元で学んだ時に、共著した「マーケティングの理論と実践」の本が並んでいました。
社会人が学生として大学院に入学して違和感を感じたのは、社会人を経験していない、研究者を目指している大学院生の人達でした。あの頃は、大寺まり子さんも松葉博雄も、一緒に若い学生達の抵抗を受けました。
今となっては笑い話ですが、当時はゼミの先輩にあたる現役学生達と、どうすれば一緒に研究活動出来るか、迷った時もありました。
段々と社会人大学院に慣れてくると、むしろ、社会人の方がゼミで積極的な活動をするようになりました。大寺まり子さんは、小西一彦先生のゼミの時でも、懇親会の時でも、OB会の時でも、いつも会を円滑に進められるように、進行役をしてくれています。
大寺まり子さんの事務所でも、三菱重工の神戸造船所の県外移転が地元商店街に大きな影響を及ぼしている事が、聞いていて分かりました。
2012年12月27日(木)