グルメ感想です。20年振りのグルメ感想です。神戸SOGOの地下で、大井の神戸ステーキ弁当を食べました。

グルメ感想です。20年前に味わったグルメ感想は、今と少し味が変わったように思えます。三宮SOGOの大井でランチ

SOGO三宮地下に、高級肉料理 神戸 大井店があります。大井のお店を通ると、お店の横でお肉を食べられるコーナーには、いつも行列が出来ています。行列の後ろに並んで、食べられる順番を待つほど時間はないので、普段は行列の前を通り過ぎています。

ところが、今日は急な大雨があり、お天気が悪く、しかもこのところ急な冷え込みで、百貨店の中には買い物客もまばらです。

美味しそうな神戸肉を、お昼の休憩の間に食べられたらいいなぁと思っているとき、今日は、行列が出来ていません。食べたければ、すぐに席がとれます。

これはラッキーと思い、横一列だけの小さな規模の席に座って、ランチが頂ける事になりました。

普段行列が出来ている時は、席が空くまで、行列の横に、メニューの写真を見ながら、注文が決められるように、商品名と値段が写真で紹介されています。

今日は行列になっていないので、ゆっくり考える間もなく、急ぎ注文です。

注文したのは、モモステーキ弁当(2,079円)です。なぜ、こんな高い値段のお弁当にしたのか、それは滅多に待ち時間なしに食べられない弁当なので、安いのではなく、高い方のお弁当を選んでしまいました。

次に選択するのは、味付けのソースです。

サイコロ網焼、大判網焼、モモステーキは4種類の中からお好みのソースが選べます。

①ステーキソース、②やきにくのタレ、③ポン酢、④ミックススパイス

これも、とっさの判断で、一番上のステーキソースにしました。

思い出すのは、1995年の阪神淡路大震災前のSOGOで食べていた大井の焼肉弁当です。もう20年も前になります。

階段下の隅の方に、大井の飲食コーナーがありました。あの当時も行列があって、並んで食べていました。

確か、お肉のお弁当は、吸い物もついて、900円だったと思います。

お肉を焼く場所は、通路の横に、風が入り込むような、芝居のセットで使われるような、簡単な厨房です。

消防法の制限があるのか、煙と炎が立つようなお肉の焼き方はしていません。見ていると、蒸して焼くような、大人しい焼き方です。

しばらくして、お弁当箱に盛られてモモステーキ網焼き弁当が出来上がりました。

タレは注文通りステーキソースです。キャベツを盛り上げ、その上に、もも肉を被せるように置いています。

食べてみると、蒸し焼きにしたような味で、ステーキをじゅうじゅうと音がするような焼き方で焼いた味とは違います。芋で言えば、焼き芋より、蒸し焼き芋です。

ちょっとがっかりしていますが、松葉博雄にとってみれば、20年振りのSOGOの地下で食べる大井のお肉の弁当です。

横一列の狭い席で、背中の後ろからは、魚屋さんの呼び声が聞こえて来ます。座ると低くなるので、顔はみえませんが、通る人から見ると、横一列の人の並び方は、頭越しに見えます。

百貨店ではよく実演販売をしています。大井の肉のお弁当も、沢山売られている神戸ステーキの実演販売のようなものです。

百貨店の売り場なので、あれこれ制限が有るなかで、メインの神戸肉が売れるようにするために横に作られた小さな飲食コーナーで、今日のランチを食べました。

このランチを食べた後、神戸肉を買って帰ろうかなぁと、お客さんが思うようにするには、さらなるパフォーマンスが必要のように思います。

2012年11月26日(月)