北海らーめん さんちか店：　昔の味の醤油らーめん

ラーメン占いです。ラーメンを食べてみて、ラーメン味が名前の通りの味なら、積極的にYESです。味と名前が違ってたら、消極的なNOです。

気乗りのしない昼食選びです。食べられる事だけでも有り難い事なのですが、お昼は何を食べようか、考えるだけでも面倒くさくなり、いつもと変わらない、同じ様なお店になっています。

そこで今日は、さんプラザやセンタープラザの地下から、少し遠出をして、SOGOの地下に続く、飲食街に足を運んでみました。

目に留まったのは『北海らーめん』です。ショーケースには、海鮮ちゃんぽん、ラージャー麺、塩バターコーンが並んでいます。

でも、気乗りがしません。これにしようかなぁ？とちょっと誘われたのは、『昔の醤油らーめん』です。

何に気持ちが誘われたのか、ラーメンのメニューそのものではありません。実は、『昔の』と書かれていた、その表示に惹かれたのです。

お店に入って、厨房が見える席に座り、厨房から顔を出しているお兄さんに『昔のらーめん』を注文しました。厨房のお兄さんは少し笑みを浮かべ、「昔のですね」と念押しをして、注文が通りました。

しばらくすると、ゆで卵の半分が、半熟より少しゆであがった黄身が、大きな存在を主張しているような、醤油系らーめんが出てきました。

昔の醤油らーめんを選んだのは、実は潜在的な意識の中に、どうしようかと迷っていることがあるからです。それは、昔の友達のグループからお誘いがあって、昔のグループの宴会に行こうかどうしようか、迷っているからです。

昔の友達に会いに行けば、それはそれで楽しい思い出が蘇ってきます。しかし半日をかけて遠くまで行き、お昼からビールを飲めば、その日は仕事は出来なくなります。

迷っている決定要因は、誰と会いたいかです。人は沢山いても、絶対にこの人と会いたいと思える人がいれば、即決まりです。その即決まりの人がいないので、迷っています。

そこで瞬間ひらめいたのは、この北海らーめんの『昔の醤油らーめん』を食べてみて、昔の味だったら飲み会に行こう、そうでなければ見合わせよう、と考えました。

この昔の醤油らーめんは、昔の味ではありませんでした。そうなると消極的な選択ですが、昔の友達たちの宴会に出掛けて行くのは、見送る事にします。

2012年11月9日(金)