神山温泉と道の駅 温泉の里 神山には、神山町のすだちが出荷の最盛期になっています。

すだち狩り神山ツアー(3)

徳島市内より車で35分、神山温泉と道の駅 温泉の里 神山には、神山町のすだちが出荷の最盛期になっています。

徳島県神山町のすだちを20㎏確保したので、今回の目的は達成できました。みどりの会の皆さんが作っているすだちが、さんプラザコンタクトレンズのお客様と従業員の皆さんに満足を提供出来ると良いのですが、これは渡してからのお楽しみです。

帰り道、佐々木昌弘さんから聞いた神山温泉に寄っています。ひなびた温泉かと思っていたら、大きな「ホテル四季の里」でした。

四季の里の前には大型バスが何台も駐車しています。ちょうどお昼時だったので、とても忙しい時間に重なっています。

バスで来ている方は、四国お遍路巡りの方です。定年退職して、暇が出来たら夫婦揃って四国八十八箇所巡りは、定年後の定番になっています。

新聞広告で見る八十八箇所巡りのバスツアーは、ビックリする程の低価格です。安いのは三宮から出発するバスツアー、札所1番~6番までで、最安値は一人2980円です。

単独で来ると、高速道路の料金だけでも往復3000円では済みません。今日の神山温泉にバスツアーで来ている方は、団体客専用の大広間で昼食をとっています。

バスツアーのお客様にはどんな昼食が出るのか、覗いて見たかったのですが、部屋が違うので見えませんでした。

期待した鮎ですが、残念ながら今日は用意していませんと言われました。頂いた昼食は、お遍路さん向きの長寿定食です。どうしてこれを食べると長寿になるのか、首をかしげながら頂きました。どこでもある刺身定食のようです。

昼食の後は、天女がくれた里山の湯という、神山温泉に浸かります。温泉の中は写真撮影出来ませんが、入ってみると重曹を含む食塩泉です。ぬめり感のある肌触りです。入浴料は大人600円です。

神山温泉のホールでは、お遍路さん向きに神山町の特産品を並べていました。今の時季、神山町といえば、すだちです。すだちを沢山置いていました。

気になる値段ですが、いろいろ差があって1㎏が150円~250円で、一番多いのが200円の袋詰めです。こうなると、あの鬼籠野の産地まで行って流通経費なしで生産者から直接買って1㎏300円は、この辺りでは最高値でした。

 

神山温泉を出ると、すぐ近くにある道の駅 温泉の里 神山に向かいます。

道の駅でも、今はすだちづくしです。何軒かの農家が出品しているすだちが袋詰めにされて並んでいます。

さてここではいくらでしょうか?上等なすだちで、1㎏250円でした。

もう20㎏もすだちを購入しているので、これ以上はすだちを買っても、配るのが遅れると黄色く熟れてくるので、手頃感のあるすだちを見ても見送りです。

カーナビを自宅にセットして、これから来た道と違う道を通って、徳島に向かいます。時間をかけてゆっくり来たいような、緑溢れる町です。

道路を走っていると、崖の下に流れる渓流を見ることは出来ません。そこで、川の水が綺麗そうなところで車を脇に停めて、渓流に向かって徒歩で行ってみます。

 

場所は徳島バスのバス停、養瀬下です。

川の流れをコントロールする為に、ところどころに水留めがあって、小さな滝のようになっています。水は川の底まで透き通るほど綺麗な水で、あの水たまりで水遊びをしたいものです。

水留めから流れた水は本来の渓流を作り、岩に当たりながら、しぶきをあげながら、細い水の流れを作っています。

翼を広げて、白い鳥が渓流の真ん中を、川に潜む小魚を見つけるようにゆっくりとフライングしています。

小学生の頃、竹で作った水中鉄砲を持って、岩の下に潜む魚を覗いて確かめながら遊んだ事を思い出します。

鮎喰川の上流はとても綺麗な水が流れています。これなら鮎も沢山いそうです。もっと下まで降りて行きたかったのですが、民家の番犬が足音を聞きつけて激しく吠え、誰が来たかといぶかしむ人もいたので、渓流にまでは降りていけませんでした。

昨年訪れたドイツのライン川とは、かなり様相が違っていても、段々鮎喰川の川下に来ると川幅が広がり、ややライン川の川下りを思い出す景色もありました。

 

2012年9月20日(木)