ゲームは一日30分以内に、と「子どもの近視」の相談について兵庫県医師会 滝純先生のQ&Aの新聞記事です。
ゲームは一日30分以内に、と「子どもの近視」の相談について兵庫県医師会 滝純先生のQ&Aの神戸新聞の記事です。
「子どもの近視」
子どもの長時間の電子ゲームには、親も心配しています。
ゲームは一日30分以内に、
と「子どもの近視の相談についてQ&Aの新聞記事です。
神戸新聞2012年7月6日(金)のカルテQAで、
子どもの近視についての記事がありました。
小学6年生の子どもが一年間で視力がAからCにまで、
落ちてしまい、何が原因なのか、
近視がよくなる方法は何かあるのか、という内容です。
近視のリスク因子として、手元を見て作業をする「近業時間」の多さ、
野外活動の少なさ、両親の近視などが挙げられます。
東洋人や都会の人にも多いようです。
ゲームも手元にピントが合うように集中するので、
1日30分以内が望ましいと、
たき眼科院長の滝純先生は述べています。
近視には目の奥行きが長くなって焦点が合わない「軸性近視」と、
水晶体が厚くなる「調節緊張(仮性近視)」があります。
軸性近視は構造上の問題なので、薬や訓練で元に戻す事は出来ません。
ですが、子どもの水晶体は柔らかいので、
軸性近視に調節緊張が加わっている事もあります。
緊張を緩める点眼薬で、
多少の視力の改善を期待できることもあります。
ただ、限界があるので、小学生でも両目の視力が0.7を切ったら、
早めにメガネを掛ける事を勧めます。
子どもの時から、保護者や先生達から、
これまで何度も注意を受けてきた、目の使いすぎについて、
具体的に、ゲームは一日30分以内という目安です。
ゲームだけでなく、携帯電話、iPad、パソコンなど、
次から次へと新しい電子機器が誕生し、
それが殆ど細かい文字と記号で構成されています。
以前のように、読書に気をつけるだけでは済まなくなっています。
滝先生の眼科HP:
2012年7月6日(金)