金環日食観察から始まる一日。ご近所の道路でも、大阪市立大学大学院の演習室でも、金環日食観察が話題になった一日でした。
金環日食観察から始まる一日。神戸の自宅ではご近所の道路で、大阪梅田の大阪市立大学大学院の演習室でも、金環日食観察が話題になった一日でした。
金環日食観察から始まる一日。朝7時半頃にはご近所の道路でも、夜7時半頃には大阪市立大学大学院の演習室でも、金環日食観察が話題になった一日でした。
えらいことです。朝から外に人が集まっています。ご近所の人が集まって、金環日食を見ています。そうです、今日、2012年5月21日(月)は、日本列島の太平洋側では金環日食が観察される日です。
予定は午前7時半前後です。まだ起きるちょっと前の時間帯で、ご近所の騒ぎを聞きつけ、これは大変だ!と、奥さんが起こしに来てくれました。完全な金環日食が見られるなんて、一生の内で、滅多にあるものではありません。
松葉博雄の家には、金環日食を見る為のサングラスが用意されていません。道路で観測しているご近所の皆さんの輪に入って、サングラスをお借りして、世紀の天体ショーを見せてもらいました。
家の中では、テレビ報道を見て、いつの時点が一番綺麗なリング状になるのか、時間を確かめています。
月が太陽の前に位置すると段々と周りが暗くなり、道路に出て立っていると気温が下がっている事が分かります。太陽から注ぐ光りの影は、いつものような影ではありません。
金環日食のリング状を反映させて、木漏れ日の光りの影さえ、リング状になっています。朝の興奮は、その夜の大阪市立大学大学院での演習に続きます。いつものように仕事を終えて、大阪梅田に向かいます。
大阪市立大学大学院 梅田キャンパスがある辺りは、チケット屋さんがたくさんあります。本日の外貨両替のレートは、アメリカドルは販売が80円90銭、買い取りは77円20銭です。また円高です。
明石芳彦先生のゼミが始まるまで、しばし図書室で経済雑誌を読みます。
ぱらぱらっと捲ってみて、めぼしい記事を見つけ、走り読みをして教室に向かいます。
今日演習は一人で2コマを使う発表です。演習の始まる前に、今朝の金環日食について、どのように見たかの話になります。
一人は、太陽観測グラスを用意して見たそうです。太陽を直接見ると危険です。安心なのは、太陽観測グラスを使う事です。蛍光灯をみて、蛍光灯が見えるようなグラスでは不十分です。
太陽観測グラスの添付資料には、各地で見られる日食の時間も表記されています。神戸は、広島と大阪の間の時間です。大阪が午前7時30分なので、神戸もほぼその時間帯です。
地球の自転速度は、広島~大阪間がわずか2分です。
一頻り金環日食の話が弾むと、そろそろ演習の時間です。査読論文に仕上げていく研究発表を聞きながら、どの部分を直せば査読論文のレベルになるのか、発表を聞いた後、明石芳彦先生からの指導があります。
明石芳彦先生の指導を聞く前に、自分ならどこをどのように修正したら良いかを、予め鉛筆で原稿に書き込んでおきます。
ここを、こんな具合に直すと良いのではないかと、予め鉛筆書きしていた箇所が、明石芳彦先生から指摘があれば、それだけ同じ所に気が付いた事になります。
査読論文採択の為には、査読論文の書き方、様式、作法といった、評価基準に沿った書き方を会得することが、査読論文採択の近道になります。
2012年5月21日(月)