神戸まつり メインフェスティバルのパレードを見に行きました。 神戸の特徴が出たらいいなと思いました。第42回神戸まつり メインフェスティバル

神戸まつり メインフェスティバルのパレードを見に行きました。神戸の街に全国から観光客が来たらいいなと思います。 第42回神戸まつり メインフェスティバル

神戸まつり メインフェスティバルのパレードを見に行きました。神戸のルミナリエに負けないくらい、集客があったらいいなぁと思います。

今年の神戸まつりは、回を重ねて42回目になります。さんプラザコンタクトレンズも、今年の5月は会計上は第41期で、6月からは42期目に入ります。

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神戸まつりは、1976年5月15日に暴走族による暴動が起き、新聞記者が亡くなるという事故も経験して、その後、警戒が厳重になりました。

神戸まつりはフラワーロードを舞台にして、神戸市庁舎をメイン会場にして、パレードが中心になっています。全国で名前をとどろかしているお祭は、青森ねぶた祭、仙台七夕祭、東京神田祭、京都祇園祭、大阪の天神祭などがあります。

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これらは、文化的な行事が背景にあり、神戸の港まつりの時は、神戸港の発展を祝う為に文化的な背景がありましたが、今の神戸まつりにはその背景が希薄です。そこで、神戸まつりをもっと発展させる為には、神戸に纏わる文化的な意義を浸透させる必要があります。

事務所にいると、サンバのリズムや、パレードの行進曲、太鼓・笛の音が聞こえてきて、思わず、ちょっと行ってみようかなと思います。

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車を止めた神戸まつりの会場は、あちらこちらでパフォーマンスをしています。大道芸です。風船を使ったバルーンアートで、曲に合わせて、手早く風船をひねり、見物人が次は何が出来るのか期待させ、頃合いを見計らって、拍手と手拍子を促して、気分を高めていきます。見物人はいつの間にか観衆になり、そして応援団に変わってきます。

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神戸空港就航都市の親善大使も参加しています。神戸からは「スマイル神戸」の皆さん。他に、茨城空港から「いばらきスカイガイド」「いばらき夢ガイド」「水戸の梅大使」の3名。長崎空港から「ロマン長崎」の2名。鹿児島空港からは「かごしま親善大使」。那覇空港からは「那覇観光キャンペーンレディ」。

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優勝力士がパレードする時もオープンカーです。トヨタ自動車はこんな時のためにオープンカーをレンタルする仕組みがあるのでしょうか。

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空模様は曇りです。カンカン照りより、演じる人も見る人も楽です。

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カメラを持った人の人だかりがすごいので、見に行ってみると・・・

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サンバでした。サンバの主役は踊り子の若い女性です。男性は太鼓や笛でお囃子係で、どちらかと言えば裏方です。

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サンバと言えば、リオのカーニバルです。このリオのカーニバルが生まれた背景には、文化的な意義があります。

サンバは、アフリカ系奴隷たちによって、ブラジルの街頭の音楽であるショーロなどを混ぜ合わせて生み出されました。

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神戸まつりが、全国から観光客が集まるようにするにはどうしたらいいのか、マーケティング志向で考えながら、京町筋のサンバの踊りを見ています。

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サンバの踊りに参加するサンバチームは、

Escola De Samba KOBECCO
日伯協会・神戸ブラジル協会チーム

ナカタコウベカルチャーサンバチーム

立正校成会KOBE RKKサンバチーム

G.R.E.S SOL NASCENTE

神戸サンバチーム

Bloco Feijao・Preto

の7チームです。

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観客のカメラ好きそうな男性のカメラは、やはり、目立つ踊り子に集中しています。では、目立つ踊り子とは、どんな踊り子でしょうか?

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衣装が派手、化粧が濃いめ、動きが活発、これは当然ですが、やはり本人が作る笑顔と、顔の表情です。化粧をしっかりしているので、みんな同じ顔に見えても、笑顔が自然に湧いていると、豊かな表情に見えます。

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おまつりで事故があったら大変です。警備のアナウンスでは、カメラを撮るのに、脚立を使わないで下さい。木に登らないで下さい、子どもを肩車しないで下さい。と、転倒による事故防止を呼びかけています。

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大きな行事を成功させるには、裏方の警備が求められます。今、アメリカでG8カ国によるサミットが行われていますが、大きな政治的な行事から市民の参加する祭まで、安全の為には見えない目立たないところで、警備は当然ですが、見えるところでもパレードを横切る、断続的な交通整備が行われています。

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兵庫県警の職員だけでなく、民間の警備会社もたくさん協力し合って、神戸まつりの安全対策をしている事がわかります。

2012年5月20日(日)