沖縄 恩納村前兼久を開拓した、上間家・金城家・幸地家・米須家・當山家・登川家・平安名家・松田家・山城家など清明祭

恩納村前兼久を開拓した、上間家・金城家・幸地家・米須家・當山家・登川家・平安名家・松田家・山城家などのご先祖様のお墓では、各門中で清明祭が行われています。恩納村前兼久を開拓したご先祖様のお墓では、各門中で清明祭が行われています。 第136回沖縄訪問(2)

恩納村前兼久を開拓した、

ご先祖様のお墓では、

各門中でご先祖様を祀る

4月の清明祭(シーミー祭)が行われています。

清明祭に参加する為、

神戸からお供えなどを持って来ました。

荷物が多いので金城さんが車で迎えに来てくれました。

**

国道58号線に面する土地に、新しくできたken民宿です。

ここを通って前兼久の集落の皆さんの

お墓が集まっているシーミー山に行きます。

**

マクドナルドのお店は壊されて更地にされ、

その後、国道に面する敷地は、

前の部分に芝生を植え、

敷地の後ろの方におしゃれな宝石店が出来ました。

ちょっと不思議に思うのは、

普通お店は道路に面して設計するものですが、

このお店は、わざわざ道路の奥にお店を配置しています。

**

お墓に来る途中で

顔なじみの方によく会いました。

13時頃金城家門中の墓につきました。

皆さんが持ち寄ったお弁当です。

これだけ集まると、大変なご馳走です。

**

松葉博雄も、後で各お家に持ち帰りが出来る様に、

沢山の箱に入ったお菓子をお供えします。

内地から嫁いで来た奥さんは、

内地風のおはぎ、大福餅を作って持ち寄っています。

そのほか、重箱に入ったお煮染めや、

沖縄風のオードブルなどが、たくさん集まってます。

清明祭の始まりです。

金城家の清明祭の始まりです。

金城家のお墓の入り口とは、

反対の西の方向に向かって、

お線香を立てて、ご先祖様への

感謝の気持ちを捧げる準備をします。

**

まず家長の金城正浩さんがお祈りします。

男性が後ろについて一緒に拝礼します。

松葉博雄も直ぐ側で、手を合わせています。

これは家長及び長男の役目です。

ウチカビを焼いて先祖にお金を送ります。

ブルーシートを敷いてるので墓前の広場は青く写っています。

** **

昨年に比べ、金城家の清明祭の参加人数が少なく感じます。

皆さん仕事があったり、

都合が悪いときは、参加出来ません。

子ども達は子ども達で、

おやつを貰って喜んでます。

**

沖縄の大きなお墓の入り口に、

お線香を立てて、中に眠っている

門中のご先祖様に内地のお彼岸のように、

お詣りをします。

このお詣りは、お坊さんが来るとか、

念仏を唱えるとか、数珠を手に持つとか

の仏教色はあまりありません。

普段の会話のように、ご先祖様に向かって、

語りかける事が、お詣りになります。

**

儒教のしきたりで男子と女子に席が分かれてます。

礼拝が終わると真ん中にお供えを並べて、

皆でいただきます。最近とってきたスズメダイです。

唐揚げにしたとっても美味しい仕上がりです。

**

スズメダイは、口の中で小骨が刺さるので、

頭から食べるのが、痛くない食べ方です。

皆さん全員、姓は金城ですが、金城同士であっても、

似たもの同士で集まって、宴席を作ってます。

年が近い男同士、若い人同士で集まっています。

**

山城興善さんの姿が見えました。

向いは山城家の墓地です。

山城家に挨拶に行ってきます。

山城興善さんの子どもの山城陽二さんが、

生まれたばかりの可愛いお嬢ちゃんを抱いていました。

名前はアカリちゃんです。

**

また、金城家のお墓に戻りました。

話している事は、金城家の先祖は

どこから始まったのかという話です。

沖縄は第二次世界大戦時、

沢山の人が亡くなって、あるいは家が焼け、

戸籍が焼けたので、祖先は少し前までしか遡れません。

三代先までは遡れても、それより古い祖先のことは、

戦争により戸籍の記録が喪失して、

祖先の事が分からなのが普通なのです。

今の時代では、金城家の皆さんが、

兄弟・従兄弟・はとこと、だんだん枝分かれして、

新しい人が増えてくると誰かが管理しなければなりません。

でないと金城門中にどれだけ一門がいるのか、

分からなくなってしまいます。

その前に、しっかりと名簿を

管理しなければならない、という声が出てます。

**

門中会をしっかりして、

門中の繋がりがバラバラにならないように

回避策の話しをしてます。

シーミーの集まりは中高生の若い人へ、

一門の結束や社会性のルールを教える場でもあります。

また、情報交換をする場や一族団結の場でもあります。

男系社会なので、

女性は嫁ぐと男性の家の門中のお墓へ入ります。

あるいは男性が結婚すると

嫁が自分の門中のお墓に入ることになります。

今のうちに分家やあるいは兄弟が分かれていくので、

行き先が分からなくならないよう

PCで管理すべきと考えがわきました。

**

たくさんの知り合いが、

この近くに集まっているので、

よそのお家を覗いてみます。

タコ獲り名人の上間光元さんのお墓の前を通ると

、声をかけられ、ビールを飲んでいくようにすすめられました。

上間光元さんの奥様の上間明子さんと、

朝日会の松田正さんも一緒です。

**

前兼久の国道58号線の直ぐ裏には、

前兼久を切り開いた、

上間家・金城家・幸地家・米須家・當山家

・登川家・平安名家・松田家・山城家の

祖先を祀るお墓が並んでいます。

ですが全ての墓にいっぱい人がいるわけではありません。

少ないところや、シーミーに集まってないところもありました。

たくさん食べて飲んで15時頃お開きです。

いったんホテルに帰って昼寝をしました。

シーミー祭 関連記事 アーカイブ

2012年4月8日(日)

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください