淡路島には、いざらぎの神様を始め、弘法大師様を祀るお寺がたくさんありました。

淡路島には、神様、仏様を祀る神社と、仏閣がたくさんありました。 淡路島でリフレッシュ(5)

淡路島には、日本の古来からの神様を祀る神社と、御大師様を祀る仏閣がたくさんありました。

春日神社本殿を見てみます。

**

淡路の人の少ない場所なのに、大変立派な正殿です。興味が湧きます。

**

昇殿に制限がないようなので、階段をあがり、参拝する場所に上がってみます。天井には、額が掲げられています。古くからこの地方の行事があれば、ここの正殿でお祈りが捧げられたことと思います。

**

屋根を見てみると、瓦は整えられ、まだ艶もある新しい瓦であることが分かります。

**

正殿から山門を見ると、まっすぐな参拝の道が通っています。この地方に、かなりの豪族がいて、この神社の建立の為に多くの財貨を寄進したことが想像できます。

**

裏に回ってみると、正殿のさらに奥の方に、春日神社の分祀を祀る小さな祠が見えます。

**

祠の周りには、やはり蘇鉄が植えられています。気候が温暖であることがわかります。

**

これだけの敷地やら建物があるのが、結局この祠の中に納められた、春日神社のご神体の分祀を祀る為のものです。ご神体は、鏡、剣、曲玉などが一般的です。

**

日本にはあちらこちらに拝む対象があって、地の神、海の神を始め、古事記から始まる伝承の神がたくさんおられます。

本殿の横に、この春日大社が、古い神社にも関わらず、しっかりした建築である原因がわかりました。

**

阪神淡路大震災の復興事業完成記念として、春日神社復興事業を平成16年3月吉日に、社務所を新築、御神輿を新調、本殿と御輿庫を改修したようです。 事業費は3500万円と表記されています。

**

正面から見ると、鳥居が見えます。 奉射祭の際は、大きな御輿がこの鳥居をくぐります。

ここで、七福神の中で、参拝したお寺の七福神を確認してみると、4つのお寺をまわっています。

**

長寿の神 宝生寺寿老人

**

裕福の神 八浄寺大黒さん

**

律儀の神 万福寺恵比寿さん

**

和合の神 護国寺布袋さん

残り3つは、またの機会にお詣りし、7つ廻ると七福神巡りが完成します。

2012年3月29日(木)