慶野松原の美しい砂浜に来ると、砂遊びがしたくなります。砂を集めて富士山をつくりました。
美しい砂浜に来ると、砂遊びがしたくなります。両手で砂を集めて、美しい姿の富士山をつくりました。 瀬戸内海国立公園「慶野松原」 淡路縦断(4)
慶野松原は美しい松原です。
美しい砂浜に来ると、
子供の時のように砂遊びがしたくなります。
砂を両手で集めて富士山をつくりました。
東浦から高速道路を走り、洲本を過ぎて、
西淡三原ICで地道に降りて、しばらくすると、
瀬戸内海国立公園「慶野松原」にやってきました。
慶野松原は、
古くは柿本人麻呂らにより
「万葉集」に詠まれた風光明媚で知られた景勝地です。
「飼飯(けひ)の海の 庭よくあらし刈薦(かりごも)の 乱れ出づ見ゆ
海人(あま)の釣船 」
約5万本の淡路黒松が生い茂り、
白い砂浜が約2.5kmにのびる
瀬戸内海でも随一の白砂青松の松原です。
夏なら大賑わいの慶野松原も、
襟にマフラーが無ければ寒いような、
この季節には人影はまばらです。
砂浜を歩けば、肩を並べ海に向かって
なにやら相談しているようなカップルが目に映ります。
瀬戸内海国立公園「慶野松原」の海水浴場は、
日本の渚百選、日本の海水浴場88選、
日本の夕陽百選に選ばれる程、
美しい淡路島最大の海水浴場です。
ここで頭の整理ですが、
日本三大松原はどこでしょう?
答えは、三保の松原、虹ノ松原、気比松原です。
この景色、どこかで見たような気がして、
この後、インターネットで調べて見ました。
ありました。美保湾に面した長い松原です。
静岡県の三保の松原は、三です。
島根の美保の松原は美です。
同じみほでも、場所は違います。
でも、美保の松原も美しかったです。
海岸の水際まで行くと、
緩やかに波が押しては退き、
退いては押し寄せます。
幼児のように砂遊びがしたくなりました。
砂を使って、まず作るのは富士山です。
スコップがあれば、もっと沢山の砂を集めて、
大きな富士山を創りたかったのですが、
風にさらされた奥さんは、
早く車に戻りたがっています。
こんな春の穏やかな日に、海辺の砂で遊んでいると、
パットブーンの
「砂に書いたラブレター」を思い出します。
慶野松原に隣接する駐車場には、
たった3台の車が駐車しているだけでした。
これから初夏に向かってお天気がよくなり、
気温が上がってくると、
この慶野松原にもたくさんの人が車でやって来ると思います。
混んでてなくてよかったです。
2012年3月22日(木)