辛い気持ちを分かち合いたいと、阪神淡路大震災の追悼集会に参加します。

辛い気持ち、沖縄では分からなかった辛い気持ちを、震災から17年目に追悼式で分かち会いました。金城家の神戸訪問(6)

辛い気持ちを分かち会いたいと、他の予定を変更して、阪神淡路大震災の追悼集会に参加しました。

さんプラザコンタクトレンズの1階店に、金城家の皆さんの手荷物を置いて、手ぶらになってから阪神淡路大震災「1.17のつどい」に参加します。

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阪神淡路大震災から、もう17年経過しました。あれだけの大きな災害も、平静な生活に戻ると、随分過去の出来事になってしまいました。

もう一度、大震災を経験したいとは思いませんが、あのときの辛い気持ちや、周囲の皆さんに助けられた感謝の気持ちと、自らが復興しようとする意欲は、忘れてはいけません。

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あんな辛いことを経験すれば、小さな辛い気持ちは乗り切れます。沖縄では、阪神淡路大震災は遠隔地のことだったので、今日の第17回 阪神淡路大震災の追悼は、初めての体験です。

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他の計画はさておいて、神戸市の東遊園地で行われる追悼式「1.17のつどい」を選びました。

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三宮の繁華街からすぐ近くに、神戸市役所があり、そのすぐ南側に、東遊園地があります。東遊園地に人が集まって行き、その後を着いていくと、メイン会場に繋がっています。

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鳥取県から運んだという大量の雪を使って、お地蔵様のような、阪神淡路大震災で亡くなった人を追悼する雪地蔵が南に向かって横一列に並んでいました。

今年の特徴は、2011年3月11日の東日本大震災の復興と阪神淡路大震災の復興を連携しようとするボランティアグループが目につきました。

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クレアちゃんとイオンちゃんは、雪が珍しく、すぐに雪地蔵に駆け寄って、触って冷たい雪の感触を確かめています。これはお地蔵様なので、壊してはいけません。

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広場には、沢山の竹を使って、ロウソクの灯りを追悼の献灯にしています。竹のあつまりは、上から見ると「1.17」の形を作っています。今夜、少しずつ暗くなると、ろうそくの灯りがゆっくりと、1.17の文字となり、闇夜にうっすらと辛い気持ちが浮かび上がってきます。

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報道関係者は、櫓を組んで、上からカメラを回しています。献灯を背に、ニュースリポーターが今夜のニュースを作っています。

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松葉博雄は、沖縄の金城家の皆さんを、記帳所に案内し、名前を書いて、菊の花をいただきました。菊の花は、枝をはらった白い花びらの部分だけです。

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菊の花を、尺八の音のように低い音がなる祭壇を模した献花池に投げ入れて、手を合わせ、追悼の気持を表します。池の水を見ると、下に人がいました。ガラスの天井のようです。

2012年1月17日(火)