気をつけて!
気をつけて!足下に気をつけて、崖から落ちないように気をつけて 孫と一緒のカニツアーin越前(12)
気をつけて! 足下に気をつけて、崖から落ちないように気をつけて、躓かないように気をつけて。
支払いを済ませて、望洋楼を出発します。 先頭の車は、企画幹事の息子が運転する車です。 すぐ近くに東尋坊があるので、まずは東尋坊に寄ります。
途中、東尋坊の地図がありました。サンセットビーチから、雄島までずっと岩が続いているようです。 これから見に行くのは、荒磯遊歩道の辺りなので、びょうぶ岩が見られると思います。
全国の温泉街や、門前町、観光地にあるような土産物屋さん、食べ物屋さんが、軒を連ねている、ストリートが東尋坊まで続いています。
TVの見過ぎと言われそうですが、東尋坊と言えば、東尋坊殺人事件とかを連想します。
大抵のストーリーは、東尋坊までおびき出して、そこから突き落とす、といった殺人事件になています。
その時ぴったり時間を合わせて、刑事がやってきて、犯人を追い詰めて、突き落とされる人を危ういところで助けるストーリーになっています。
今日はそのドラマの現場となる場所を特定してみたいと思います。
この僧侶は誰でしょうか?
東尋坊の魅力は、波の浸食によって荒々しく削られた岩肌です。この景色が約1キロも続き、絶壁には荒波が打ち寄せています。 気をつけて、波の側まで行かないように気をつけて進みます。
気をつけて少し、覗き込むと、気をつけて少し覗き込むだけで、ひやっとするような巨大な崖です。東尋坊は国定公園になっています。
さて、この東尋坊とは、元々「東尋坊」と言う名の怪力の悪僧の名だったそうです。 美しい姫君に心を奪われ、ライバルの僧と激しくいがみあったそうです。
あるとき、岩場の上でライバルの僧が宴会の席を設け、隙を見て東尋坊を断崖絶壁から突き落としました。そのときから天候が崩れ、雷と暴風雨が49日続き、東尋坊の命日には、東尋坊の怨霊が大波と化して岩壁を激しく打ち殴り、このような岩壁になったのだそうです。
公園内には、天然記念物に指定されたときの記念碑が建てられていました。
なんだか、ドイツで見た、ローレライの伝説と通じるものがあるような気がします。
観光地なので、安全性確保のため、観光客が躓かないように、たとえ酔っぱらっても、落ちないように、保護の柵が設けられています。 TVドラマの、東尋坊殺人事件の現場に使われるような、場所はよく探してみても、なかなか見つかりません。
北陸を代表する名所としては、ややスケールが小さいように感じます。 観光船が出ているので、船に乗って、海から東尋坊の絶壁を観た方がスケールが大きく感じるのかもしれません。
ネコが人を恐れもせずに、水を飲んでいました。
東尋坊の絶壁は、遊歩道が用意されていて、階段を下りて行くと、海の方に出ることができます。
この岩壁にも、いろいろな名前がつけられているようです。
柵のない、踏み外すと、海に落ちてしまいそうな、東尋坊殺人事件に出てきそうな場所がありました。
沖縄にも、断崖絶壁の観光名所があります。 萬座毛です。 崖の上から、下の海を覗くと、怖くなるような高さです。 今日はお天気が良くて、波も静かなので、怒濤のような怖さがありません。
気をつけて岩肌を歩いて、崖の先端まで行っている人もいました。 遊覧船に乗ると、海から東尋坊をすべて見ることができるそうです。
船に乗って海から観れば、料金は大人1200円です。 誰も船にまで乗って観たいという意見は出ないので東尋坊は終わりです。
2011年11月23日(水)