食欲がなければ、食べたい気持ちがなければ、どんなに美味しいお料理も進みません。

食欲がなければ、食べたい気持ちがなければ、どんなに美味しいお料理も進みません。食欲がなければ、お店の注文も弾みません。

新愛園から、上海蟹が入りましたというDMはがきが届きました。DMハガキを持って行くと、紹興酒１合が無料で頂けるそうです。

紹興酒が頂きたくて新愛園に行ったのではなくて、ちょうど上海蟹を食べる時期だと思い出したからです。

上海の地下鉄では、自動販売機で生きたままの上海蟹が売られる時代になったそうです。もし上海蟹が死んでいたら、お詫びに生きた上海蟹3匹と交換できるシステムになっています。

中国は、オモテの看板は共産主義ですが、中身はアメリカに負けない資本主義のようです。そういうわけで今夜は新愛園です。

また食べたい味です。また食べたい味は、U君のお母さんがドイツに帰国する前に、日本で食べておきたい味です。今日のまた食べたい味は、新愛園のお料理です。

U君は昼間の間に元気に遊んで、疲れて眠ってしまっています。

また食べたい味の一つは、スペアリブの甘酢です。

U君のお父さんとお母さんのストーリーには、重要な時期に新愛園が登場します。

最初は、婚約したときの食事会です。

U君が生まれたときの誕生祝いの食事会も、新愛園でしました。

U君のお母さんが大好きな新愛園の味は、まだU君には馴染まないようで、せっかくの食事ごとに、大抵は寝てしまっています。　U君にはまだ食欲がなければ、猫に小判です。

今日の新愛園の食事会は、松葉博雄の娘がU君と一緒に、まもなくドイツに向かって出発するので、帰国の間に食べたかったリストを実践しています。　ほとんどのリストは消化しています。

最後に残っていたのが今夜の新愛園ですが、およそ一ヶ月の間に、東京での免疫学会での発表とか、母校の医局に行って、研究の打ち合わせとか、短期間でもU君を保育園に通わせたいとか、あれもこれもこなしたので、とうとう過労が出たのか、発熱してしまっています。

一緒に来た皆さんが、過労や発熱で食欲低下となり、あまり食欲がないのか注文が弾んでいません。

U君が食べたのは、チャーハンと、マンゴープリンです。

先日の北陸での三国の献上ガニに続いての蟹です。　あの時の越前蟹は、U君の頭より大きなサイズでしたが、上海蟹は手のひらくらいのサイズです。

上海蟹の美味しいところは、やはり蟹味噌です。　せっかくの上海蟹も食欲がなければ、残ってしまいます。

壁にはお勧め料理の宣伝で、岡山県産のアコウの姿蒸しと、姿造りが掲示されています。

食欲をそそる案内です。

一緒に来ている家族皆の食欲があれば、このお勧めは食べてみたい一品です。

2011年11月25日(金)