なかなか無いのです。神戸にいても、日本にパンダがいる動物園は、なかなか無いのです
なかなか無いのです。パンダがいる日本の動物園は、なかなか無いのです。 U君と一緒に王子動物園(2)
なかなか無いのです。
パンダがいる日本の動物園は、なかなか無いのです。
なかなか無いパンダのいる王子動物園に行ってきました。
ジャイアントパンダの「旦旦(タンタン)」(14歳)が住んでいる所は、フラミンゴを見た場所から、ゆるやかな坂を上がったすぐ近くにあります。
U君を連れて来て行くのが目的ですが、なかなか無いパンダを見ると、松葉博雄の方が興奮してきました。
王子動物園は、会社から家に帰る途中にあり、何度も通っているにもかかわらず、これまでパンダを見に来ていませんでした。
王子動物園は、なかなか無いパンダが直ぐそばで見れます。
平日のせいもあって、行列もなく、時間制限もなく、空気を隔てるガラスもなく、ほんとに直ぐ側で、パンダの行動がゆっくり見えました。
U君はパンダの実物を見るのは2回目です。柵の中には、大きなジャイアントパンダが一匹笹を食べていました。
タンタンは、今は独りで暮らしています。 今まで一緒に暮らしていたコウコウは、2010年9月9日に麻酔注射後の覚醒中に、心肺停止となり、亡くなってしまったそうです。
大きな体で木にもたれかかって、笹に食いついています。
まぁカワイイこと、こんな可愛い仕草をすれば、子どもも大人も、おじいちゃんも、おばあちゃんも、すっかり魅了されてしまいます。
ペアで、パンダがいる動物園はなかなか無いのですが、神戸の王子動物園には元々ペアでいました。
同い年の、一緒に神戸に来た、タンタンとコウコウだったのに、コウコウが亡くなったので、見ていても、タンタンの仕草が寂しそうに見えます。
独り身はきっと寂しいと思います。
パンダが笹を食べる光景は、なかなか見られないのですが、目の前で食べている笹は、竹の枝についていて、その固そうな枝さえも、かみ砕いて食べています。かなりしっかりした歯です。
パンダはどうしてこんなに可愛いのか、魅了されながらも分析してみると、まずは、例のない体の模様です。
目の周りの黒の縁取りも、シロクマのような白い毛並みに、白と黒のコントラストで可愛く見えます。
パンダの柵は、パンダが遊んだり生活しやすいように工夫されていて、暑いときは木陰で涼めるように木で陰も作られています。
もうしばらくパンダを見ていると、食事が済んだのか、食べたらすぐに寝転がってしまいました。
この寝転ぶ姿もまた可愛くて、連れ合いを亡くして、一層可哀想な気持ちを誘います。
できるものなら、パンダさんをお風呂に入れて、あの白い毛並みを、もっともっと白くしてあげたいです。
思い出したのは、シャチです。 シャチも白と黒のツートンカラーです。 でも、シャチはパンダほど可愛いという噂を聞きません。
11月24日にしては、太陽の光がぽかぽかと、体を温めて、思わず眠たくなるような良いお天気です。
心配なのは、中国から二頭のパンダを借りてきて、そのうち一頭を死なせてしまったら、王子動物園にはもうパンダを貸さないと言われるのではないか。
さらに、タンタンを返せと言われると、神戸の街からパンダがいなくなります。
なにしろ、2011年現在で、日本にパンダがいる動物園は、東京の上野動物園と、和歌山のアドベンチャーワールドと、神戸の王子動物園だけなのです。
松葉博雄だけがパンダさんのところで止まっているわけにもいかず、U君が見たがっている他の動物を見に行きます。
2011年11月24日(木)