とか語では、Aだとか、Bだとか、とかをつけて、曖昧な表現をします。

とか語では、Aだとか、Bだとか、とかをつけて、曖昧な表現をします。何かを尋ねても、~だとか、~だとか、とか語で選択肢が続いて、答えになりません。 姫路夢乃井で自然散策(5)

とか語では、Aだとか、Bだとか、とかをつけて、曖昧な表現をします。 夕食に向かいます。その前に、書斎兼テラスで、もう一度アナログレコードを聴きます。 懐かしい、「少年ケニヤ」です。

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夕食の予約は6時半なので、それまでしばし昔に戻っています。 少年ケニヤの主人公は、ワタル、美少女はケート、マサイ族の酋長はゼガ、大蛇はターナー、アフリカ象はナンターです。

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夕食は、「わかば(和香葉)」です。 わかばでは、清酒を飲むとき、なんと、サービス係の人が色々なおちょこを持って来てくれて、お好きな器でどうぞと薦めてくれます。

どんなお酒が人気が良いのですか?と、評判を尋ねると、泡盛だとか、清酒だとか、焼酎だとか、とか語が続きます。とか語は、断定しません。これが良いと言いません。いくつか、並べて、判断は尋ねた人にゆだねられます。

ぐい飲みを選ぶ時も、どのお酒にどのぐい飲みが合いますか?と尋ねると、丸いのだとか、大きめのだとか、足つきだとか、いくつも『~とか』で候補が続きます。

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今日の夕食は、「長月 おこんだて」です。 食前酒に地酒のにごり酒をソーダ割り、前菜は季節の旬彩、香り物。 向鉢は鮪のなめろうゴーヤトッピング他、お吸碗は夏芋のすり流し、炙り肴は牛ヒレの炙りです。

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温物には三田ポークの味しゃぶ、口替りに揖保の糸冷やし素麺と煮鮎、台のものに鮎の香味揚げ他、御食幸は穴子飯の焼きおにぎり茶漬けと漬物、デザートはフルーツをいただきます。

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まずは前菜です。 なかなか上品な盛りつけです。 葉脈にくるまれた包みを開けると、海老の乗ったお寿司でした。

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鮪のなめろうには、ゴーヤの輪切りが隠されていました。 サービス係の女性に、「お庭が広いので、どのくらいの広さがあるのですか?」と、尋ねると、一瞬びっくりした顔をして、一旦退席して、戻ってくると、夢乃井旅館の全部の広さは、3万3千坪だそうです。

敷地の中に、スポーツ施設や、散歩道、渓流、従業員宿泊施設、そして自然農園などが、大きな紙に、まるで村を描くようにデザインされています。

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出てくる器は大きな器ばかりで、運ぶのも洗うのも、保存するのも大変そうです。

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炙り肴の牛ヒレは、目の前の七輪で焼いて頂きます。

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三田ポークの味しゃぶの頃には、もうお腹はいっぱいで、インターネットの記事では、夕やけこやけは量が多いとは聞いていましたが、ちょっと食べきれません。

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夕やけこやけのターゲット層が、頭に浮かびます。 こんなに沢山お料理がでるのは、やはり、若い方をターゲットにしているからでしょうか?

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今夜の『わかば』の席は沢山埋まっていますが、ほとんどが中高年層の方です。

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松葉博雄の奥さんは、越乃寒梅を選びました。 越乃寒梅を選ぶなんて、かなり通です。

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播州と言えば、揖保の糸です。 そろそろ、食事の終わりかなと思った頃、揖保の糸と地の鮎が冷たい氷で冷やされて出て来ました。

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お腹がいっぱいでも冷たい物は通りやすく、食べやすいのですが、それでも全部は食べきれません。

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揚げ物は、鮎の香味揚げです。 調理場の板前さんは、お客様がどのくらい食べたのか、きっと見ていると思います。 沢山食べ残しがあると、きっと、俺の腕が悪いのかと落ち込むかもしれません。

でも全部食べると、待っているのは、肥満・高血圧・糖尿・生活習慣病です。

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板前さんに悪いなぁと思いながら、自分の体もいたわらないといけないし、できるものなら、小量で、あれこれ美味しいものを…となると、やはり、京料理になります。

若い頃は、京料理を食べると、まるでままごとかなぁと思っていた時もありましたが、段々、お腹が気になる頃には、おままごとでもいいなぁと言う気持ちになってきました。

2011年9月15日(木)