ベルギー 世界的なダイヤモンド会社「ザ・デビアス」リュッセルで研摩 ドイツ旅行記(26)
ベルギーと言えばコンゴです。ベルギーと言えばダイヤモンドをブリュッセルで磨くのです。
世界的なダイヤモンドの会社「ザ・デビアス」は、ベルギーにあります。コンゴ産ダイヤモンドもあります。ドイツ旅行記(26)
広島の原子爆弾は、ベルギー領コンゴのウランが原料でした。 ベルギーと言えば、ザ・デビアス社のダイヤモンドで有名です。
入国審査もなく、パスポートチェックもなく、アウトバーンを車で走って、そのままベルギーに来てしまいました。さて、ベルギーの駆け足ツアーの始まりです。
ベルギーは、国土面積が約3万k㎡で、人口は約1千万人の国です。オランダ、ルクセンブルクと合わせて、ベネルクスと呼ばれています。
首都であるブリュッセルは、EU連合の主要機関が置かれ、EUの政治の拠点にもなっています。雨の多い国で、年間の200日は雨が降るそうです。
ブリュッセル出身の有名人と言えば、オードリー・ヘプバーンや画家のルネ・マグリット、詩人のメーテルリンクなどです。
ドイツの景色とはまた違う建物に、声を上げて感動しながら、まず、今日泊まる予定のホテルに荷物を置くために、広場を通って、ホテルを探しています。
サン・ミッシェル大聖堂です。
今の時代、ホテルの予約は、インターネット経由で取っています。インターネットで予約を取ると、場所もインターネットで探します。
Kちゃんは、大体の方向を頭に入れていて、インターネットで得られた情報で、今夜泊まるホテルの看板を探しています。
国際都市なので、後ろから車が続き、横からは横断歩道を人が渡り、一方通行や侵入禁止があるので、なかなか、思った通りの方向に進めません。
松葉博雄は、助手席に座って、本来なら、ナビゲーターの役をしなければならないところですが、ただただキョロキョロしているばかりで、何の役にも立てていません。
向こう正面に、ギリシャの神殿の造り方で、柱がイオニア式とコリント式と、ドーリア式があって、あれはコリント式かなぁと、昔の美術史の授業で習った知識の断片が蘇って来ました。
ドイツと同じように、ベルギーでも街角の軒下には、カフェのテラス席があり、のんびりと通る人を見ながら、お茶を飲んでいる市民の姿が見えます。
ベルギーと言えば、ダイヤモンドです。なぜでしょう?助手席でKちゃんに、ベルギーの話しを、ダイヤモンドで話しています。
ベルギーは、かつて1960年まで、コンゴを植民地にしていました。コンゴでは、ココア、ダイヤモンドが採れるのです。それで植民地からベルギーにダイヤモンドを運び、ブリュッセルで磨くのです。
世界的なダイヤモンドの会社「ザ・デビアス」は、ベルギーにあります。
Kちゃんに、ベルギーのお土産にはダイヤモンドがいいですよと薦めると、後ろの席から、「それがいい。それがいい」と言っています。「そんな高いもん買えるわけないのに」と言う声も聞こえます。
2011年7月11日(月)