最後の支払い:アルコンとチバ・ビジョンの事業統合があり、 最後の支払いになりました。

最後の支払い:アルコンの最後の支払いになりました。

最後の支払いになるなんて、思ってもいませんでした。降ってわいたような、アルコンとチバ・ビジョンの事業統合があり、 とうとう今月がアルコンへの最後の支払いになりました。

振り返ってみると、コンタクトレンズは、ケアをしながら長期的に使うものでした。コンタクトレンズを使った後、洗浄・消毒・保存をして、長期的に使うようにしていました。

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ところが、1990年代から、使い捨てレンズが普及をし、それと歩調を合わせて、ソフトレンズの煮沸消毒が液体消毒に代わり、洗浄・消毒・保存を一つのケア用品でできるようになってきました。いわゆるマルチパーパス・ソリューションです。

これだけでも大変な変化で、コンタクトレンズを装用する人には、面倒だったケアが便利になりました。

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更に、ワンデータイプがどんどん普及すると、ケアそのものがいらなくなりました。このような市場構造の変化に合わせて、供給側もレンズを製造販売する会社と、ケア用品を製造販売する会社が、一つに統合される動きになりました。

それが、ケア用品のアルコン社とコンタクトレンズのチバ・ビジョン社です。

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長いお付き合いでしたが、とうとう、アルコン社の最後の支払いの日が今日となりました。来月からは、アルコン社のケア用品のお支払いは、チバ・ビジョン社が引き継ぐことになります。