おいしいには理由(わけ)があります。 こどもの頃から馴染んだ味が、美味しいのです。 ~ドイツ訪問 出発前~
おいしいには理由(わけ)があります。 こどもの頃から牛肉の甘辛炊きに馴染んでいます。
おいしいには理由(わけ)があります。 美味しいと思うのは、幼い頃から家庭の味で馴染んだ味が、大人になっても美味しいと思うのです。家のこども達は、松葉博雄が味付けした牛肉の甘辛炊きが、美味しいと言ってくれます。
娘夫婦とU君が待っているドイツのボンでは、何がお土産にいいのか考えてみれば、松葉博雄ができることと言えば、娘の大好きな神戸牛の甘辛炊きです。
そこで奥さんは、上等なすき焼き用の神戸牛を買ってきて、松葉博雄はその甘辛炊きの味付けをしました。甘辛炊きは、保冷剤を入れると、24時間以内にドイツに届ければ、夏でもなんとかドイツで食べられそうです。
はりきって、娘夫婦が喜ぶ顔を想像しながら、砂糖・醤油・みりん・清酒などを、味を確かめつつ、舐めながら甘さと辛さの加減をして、アクセントに生姜の細切りを入れて煮込めば、これで、神戸牛の甘辛炊きの出来上がりです。保冷剤をパックするのは、いよいよ出発間際の明日の朝です。
奥さんには、他にもドイツに住む孫や娘夫妻に、食べさせてあげたいと思う料理がたくさんあり、そのお料理を作る計画も平行して進めています。
ドイツと日本の時差は、-7時間(サマータイム)です。朝早くに日本を出発して、12時間飛行機に乗って到着すると、ドイツではお昼過ぎに到着になるようです。考えると難しくなってきます。
アメリカ人は、ケンタッキーフライドチキンや、マクドナルドのハンバーガーがご馳走で、ドイツ人は、ジャガイモ料理がご馳走で、オランダ人は、フライドポテトがご馳走で、家のこども達は、牛肉の甘辛炊きがご馳走です。
それは、幼いときから食べ慣れた、舌が味を覚えた、馴染みの味が美味しいのです。今日は早く寝て、明日はドイツへ出発します。
2011年7月6日(水)