西脇市のホタルの宿
何とかしてたどり着いたのは、「ホタルの宿」です。「ホタルの宿」は、6月上旬が見頃です。日本のへそ西脇市(4)
何とかしてたどり着くことができました。何とかしてでもたどり着きたかった場所は、「ホタルの宿」です。
日帰りドライブの日帰り温泉ツアーは、温泉に入らないで帰る事になりました。
兵主神社を出て、日帰りドライブは、続きます。再び車に乗って移動です。
東洋シャーリング株式会社 西脇工場が見える、川の両脇には、草が茂り、この辺りなら、ホタルが飛び交うように見えました。
ホタルの宿はどこでしょう?
こんな所ではないようで、もっと草深い所です。カーナビの設定が間違っていました。
通過点1、通過点2(未登録)、目的地、ホタルの宿にしていたのですが、
通過点2が未登録のままになっていたので、カーナビは同じ場所を円を描くように何度も何度も案内しています。
おかしいなと思った時に車を停めて、地図をもう一度開き、カーナビの未登録箇所を訂正し、やっと本来の目的地に向かうことができました。
その途中に見つけたのが、住吉神社です。
西脇市には、あちこちに住吉神社があります。
この住吉神社も、見ただけで相当な歴史物です。
地図を見ると、住吉神社があちらこちらにあります。どうしてでしょう?
調べてみると、奈良時代にこの辺りは、住吉神社の社領でした。
住吉神社は住吉三神を祭り、全国に約600社あります。
住吉神社の本店は、どこでしょう?本店は、大阪市住吉区の住吉大社です。
車を降りて、西脇市比延町の住吉神社へ、お詣りしてきます。
拝殿所の方に行くと、切り株がたくさんあって、切り株の隙間に向かって、アオダイショウのようなヘビが大急ぎで逃げ込んで行きます。
突然のヘビに驚いて、カメラをすぐに向け、写してみたものの、ブレがひどく、掲載できませんでした。
松葉博雄も、ヘビに驚きましたが、ヘビの方も、松葉博雄に驚いたことと思います。
ヘビが現れるのは、おめでたいことなのでしょうか?それとも、警戒すべきことなのでしょうか?
「福島県の田舎では、ヘビを見るとその日はあまりよくない、夏の初めにヘビを見るとその子は足が遅くなり、トカゲを見ると足が速くなる」と、ヘビと日本文化の研究に書かれていました。
反対に、ヘビを見ると縁起がよいとか、有名な話しではヘビの皮を財布に入れておくと、お金が貯まるという言い伝えもあります。
住吉神社は、海に関係する神様なので、陸地の西脇市に、住吉神社がたくさんあるのは、起源からすると不思議なことですが、神社の領地が起源であれば納得できます。
神社の建物は、屋根が重そうで、大きな地震が来ると屋根の重さに耐えかねて、柱が折れてしまいます。
住吉神社を出て、篠山市の方向に車を進め、双葉小学校の近くに来ると、「清流ホタルの宿」が見つかりました。
ホタルの宿の周辺には、ホタルが棲める清流があります。
散歩中のおじさんがいたので、ちょっと聞いてみました。
確かに、平家蛍が出るそうです。
でも、2011年の初夏のホタルは、盛りを過ぎたようで、もうホタルの数も数少なくなっています。来るなら来年です。
この橋の上にたって、川の流れと、川の中州に茂る草を見れば、ホタルが今にも飛んで来そうです。
橋の名前は、「かなまくらはし」です。
そろそろ神戸に帰ります。
車は、篠山市に繋がる道を山に沿って森林浴を楽しみながら、日帰りドライブの醍醐味を味わっています。
山間部にあっても、お寺があり、神社があり、いずれも地元の人たちが守っています。
双葉小学校の前を通ります。少し小高い丘の上にあって、双葉小学校からは、西脇の田園風景が一望できそうです。
帰り道、北はりま田園空間博物館の標識を通過したころ、七曲がりの道が続き、
対向車と、あと数メートルで、正面衝突に繋がるような、どっきりがありました。
はっとする、ドッキリする、ビックリする、これらを、ハッとドッキリと呼んでいます。
ハッとしたあの瞬間を忘れないで、瞬間にハンドルを切れる、停車ができる安全運転が大切です。
2011年6月23日(木)