条件反射です。条件反射と言えば、パブロフの犬の実験で有名です。
条件反射です。幼児の条件反射です。褒められると、ウケルと、繰り返します。
条件反射です。条件反射と言えば、パブロフの犬の実験で有名です。具体的な条件反射は、梅干しを見ると唾液が出るという事例があります。
リッキー君の場合の条件反射は、偶然、腕立てふせの形で体や足を持ち上げると、周りの大人達が驚いて、歓声をあげて手をたたいて、高い評価をしたことに、リッキー君自身が反射的に行動をとった事です。
一度褒められて、評価を受けたことは、乳児に強いインセンティブになったようです。こうすれば、こうなる。と、幼い幼児が、分かったようです。
もう一度拍手をすると、また、腕立てふせをして、起き上がるような行動をします。これを繰り返して行えば、学習になってきます。学習は、後天的に得た知識なので、翌日も、その翌日も、再現可能です。
リッキー君が、周りから注目を浴び、行動に対して評価が集まると、U君は心穏やかでなくなります。U君は、りんりんの忘れ形見の電気で作動するぬいぐるみに、最初は戸惑っていました。
やや後ずさりをして、警戒していたくらいですが、リッキー君が、大人達の評価を得ていると、U君は、これまで怖かったりんりんの電動ぬいぐるみを、捕まえて、リッキー君の前に、置こうとしています。
きっと、僕が怖かったこのりんりん人形が、リッキーには、どんなもんだろうかと、試して見ているようです。さらに、怖かったりんりんの人形を、怖くなくなったので、リッキー君を脅かしているのかもしれません。
ところが、リッキー君は、まだ、人形が動く事に対して、驚きと怖さを感じていないようです。これでは、U君の計画も通じませんでした。
2011年5月26日(木)