兵庫県立大学にて講義で頂いた感想及び要望 2005年01月 

 

2005年1月13日に兵庫県立大学経営学部で行った「マーケティング特殊講義」に関して多くの方からアンケートを頂きました。

研究対象はコンタクトレンズだけでなく、医療マーケティング、サービスマーケティングへと広範囲に渡るため、短時間で全てのお話をすることができませんでした。

皆様方からのアンケートで、コンタクトレンズを現在使用している方が大変多いことが分かりました。コンタクトレンズは、皆さん方にとっても身近な問題です。

サービスに関する関心も高く感じました。サービス経済の現代では、人的サービス部門に将来関わることもあると思います。サービスについて今の学生のうちに学んでおかれたら将来きっと役に立つと思います。

マーケティングに関する興味がこれまでの教科書から学ぶ理論だけでなく、今回の社会人からの実践的なマーケティングを通して、マーケティングに関する興味が深まったというご意見が多くありました。理論と実践は同時にはできませんから、できることなら一度社会に出て、もう一度理論を学びに大学に戻ることができるよう、将来設計を考えて下さい。

学生の方お一人お一人に直接お会いしてご返事をさせて頂ければ、もっと相互理解が深まることと思います。しかし、諸般の制限もあり、全員の方に直接個別的なお話ができる機会がありませんので、こちらで抽出させて頂き、私の意見を述べさせて頂くことにいたしました。

個人情報に対する守秘義務の問題があり、ご本人だと分かるようにするとプライバシーに抵触することもありますので、できるだけはっきりと答えたいにもかかわらず、やや抽象的な意見となっていることをご理解ください。

各回生の中から、代表的な意見をアップしました。

原文のまま紹介していますが、個人の名前に関しては匿名とさせて頂きます。

 

『サービス・プロフィット・チェーンの構築 』
~要旨~

1.33年前、一人の若者が会社を創りました。

2. コンタクトレンズビジネスをはじめました。

3. 市場開拓し、顧客を創る努力を続けました。

4. 努力が実り、一応の成果を得ました。

5. ある日突然、大地震が会社を壊してしまいました。

6. 復興市場では価格競争が始まりました。

7. 改めて将来の事を考えることにしました。

8. 大学院で理論を学び、戦略をつくりました。

9. SPC戦略が従来の理念に沿う戦略となりました。

10.顧客のLTVを重視するメルスシステムに応用。