マーケティング特殊講義で、神戸港を見学しました。
兵庫県立大学マーケティング特殊講義~神戸港見学 その1~
2005年11月2日、兵庫県立大学経営学部で行なわれているマーケティング特殊講義では、今回、学生の要望により、山本さんの尽力によって、神戸市に働きかけて港の機能を巡視船に乗って見ることが出来るようになりました。
今日のマーケティング講義の講師と学生の方々の集合地は、神戸港の中突堤にあるポートタワーのすぐそばにある岸壁です。2時集合で、船は既に岸壁について待っていました。
ポートタワーを真下から見上げるのは、何年ぶりかと思います。これもマーケティング講義のご縁だと、今日ここに来たことを紙谷さんと2人で話しながら、みんなの来るのを待っていました。
今日のマーケティング講義のために、神戸港を巡航して私たちを案内してくれる船は、神戸市の所有する船、「おおわだ2号」です。
兵庫県立大学のマーケティング講義の受講生全員に案内をしましたが、応募があったのは10人程度の学生です。
皆さんが少しずつ集まってきました。神戸商科大学の社会人MBAの方は、山本裕さん、伊藤道司さんと紙谷さんと私、松葉博雄の4人です。
小西一彦先生は、兵庫県立大学のゼミ生と、追手門学院大学のゼミ生の、両方の大学の学生を連れてきています。
「おおわだ2号」に乗船して入ると、その豪華さに驚きました。
テーブルがキャビンの真ん中にあり、そこでは会議が出来る形になって、船の中から外を両側から見ることができるようになっています。
中央のテーブルに兵庫県立大学のマーケティング講義の受講生と神戸商科大学のMBAの会の3人、それに小西一彦先生、追手門学院大学の学生の皆さんの組合せで着席し、いよいよ港の巡視に出かけます。
神戸市の巡視船「おおわだ2号」は神戸港中突堤をゆっくりと出て行きます。「おおわだ2号」からはメリケンパークのシンボルであるポートタワーと、ホテルオークラが並んで見えます。
中突堤の岸壁の一部は、神戸大震災の被害の爪跡を一部保存のために手摺で囲い、今でもモニュメントとして神戸大震災の記憶の風化を防いでいます。それは、震災記念公園となっています。
今、神戸港活性化のために、この中突堤に直接外国船が入ってくるように準備をしているそうです。大型の観光船が中突堤に入るようにしています。
しばらく南に向かって進むと、すぐドックが見えます。これは川崎重工と三菱重工の2つのドックです。日本の自衛隊の潜水艦は、全てこの神戸の2つのドックのいずれかで作られているということです。
今も、潜水艦の修理が入ってますが、大きなシートを掛けて、見えないようなところで修理をしていました。
兵庫県立大学マーケティング特殊講義と、追手門学院大学の学生の皆さんは、窓から見える神戸港の風景を見ながら、神戸市の職員の説明に聞き入っています。