グルメツアーです。南あわじ市のうどん専門店「日愛うどん」を頂きます。

南あわじ市の「日愛うどん」は、国産の中力粉でうどんを作っています。 桜と淳仁天皇陵を訪ねて(2)

南あわじ市「みてぇ屋」で、食材の買い物の後は、お昼ご飯です。お昼ご飯は、車で県道を走って居るとき見つけたうどんの専門店「日愛うどん」でうどんを頂きます。

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日愛うどん(日愛淡路株式会社 西山正志社長)は、昭和57(1982)年より、創業より29年です。自家製の出汁を使って、国産の中力粉でうどんを作っているそうです。

中力粉は、うどんの素材である小麦でんぷんの、きめ細やかさを表す水準です。1.薄力粉はきめ細かい、2.中力粉は細かい、3.強力粉では粗い、と区別されています。

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道路沿いの、ロードサイド店では、お客さんが入りやすくするには、1.大きな看板、2.広い駐車場、3.広い出入り口、これらの条件が、ドライバーの瞬間の判断に繋がり、つい、車を入れてしまうようになります。

1の大きな看板には、大きく「愛」と書かれています。2の広い駐車場は、前も両横も駐車場です。3の広い出入り口は、敷地が県道に沿って広がっています。

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駐車場に車を入れると、ぽかぽか陽気の暑さで、上着のセーターを脱ぐことにしました。汗が額に浮いて来るほど、車の中は暖まっています。松葉博雄の奥さんは、日差しを受けて、肌が日焼けしそうになり、薄い布地で、太陽光を遮っています。では、車を降りて日愛うどんに入ってみます。

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お店に入ると、入り口の真ん前にガラス戸棚があり、その棚には、すぐに選べるように、おにぎり、いなり寿司、巻き寿司、鯖寿司などが皿に盛られ、ラップがけされています。

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こうしてみると、日愛うどんの店舗経営は、うどんだけではなくサイドメニューも充実していることがわかります。うどんを食べに来た人に、うどんだけでなく、ついでにもう一皿と、すぐに対応できるように作り置きしておくことで、昼食時の忙しいときに、注文を受けてから調理をする方法から、一歩先を読んだ積極経営です。

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レジの前の方に、おでんの四角い鍋があり、10種類以上のおでんが、味がしみこんだ醤油色に美味しさを訴えています。松葉博雄は、おでんも好きなので、すじ肉、こんにゃく、平天を選びました。いずれも、1本100円です。

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更に、ガラスのショーケースからは、巻き寿司と鯖寿司の盛り合わせを一皿取り出して、畳敷の座席に運んで席に座ると、改めてお店の人に、メインのうどん料理を注文します。

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頼んだうどんは、四国の讃岐うどんで食べた肉うどんが美味しかったことを思い出し、牛肉玉うどんにしました。

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淡路島も、南あわじ市まで来ると、もうこの辺りは、対岸の四国の文化圏の影響を受けて、うどんが讃岐うどんのように、お店の中にうどんの拘りを感じさせます。

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松葉博雄の奥さんは、きつねうどんです。

このきつねうどんは、かなり大きな油揚げで、甘く味付けされ、甘い油揚げの出汁が、うどんのお汁に溶け込んで、うどんよりもうどん汁の方が、食欲をそそります。

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松葉博雄の注文した肉うどんは、四国さぬき市の「津田の松原」にある、松原うどんをイメージした肉うどんとは、少し違っていました。松原うどんの肉うどんは、お肉が甘辛炊きになっていて、甘辛の肉汁が、うどん汁に溶け出して、そこに昆布と鰹の味も加わり、だし汁を飲むだけでも美味しいうどんでした。

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あの味をもう一度と思い注文してみたのですが、日愛うどんの肉うどんは、お肉の炊き方が、甘辛うどんを別に作って、うどんに加える方法ではないように思いました。

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奥さんのきつねうどんも食べたいし、ここは、ひとつの味より二つの味をと、お肉を譲り、油揚げを半分もらって、油揚げ肉うどんにミックスしました。これで二つの味が楽しめました。

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ノンアルコールのキリンフリーも忘れずに頼みました。大きな瓶なのに、値段は安くなっていました。

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お腹はいっぱいです。元々、うどんとビールを一緒に飲むのは、お腹が張ります。その上におでんや、鯖寿司・巻き寿司も食べているので、この後心配なのが、ぽかぽか陽気のお腹が満腹とくれば、居眠りです。居眠り運転には気をつけましょう。次は、桜を尋ねて護国寺(賀集八幡)へ向かいます。

2011年3月31日(木)