春分の日(お彼岸) 春は三段階でやってくる 光の春、音の春、気温の春 ― ―
春分の日に思うこと ―春は三段階でやってくる 光の春、音の春、気温の春 ―

今日は春分の日(お彼岸)です。
お彼岸は春分の日や秋分の日を中日とした前後3日間、
合計7日間のこと。
仏教においてあの世とこの世が
もっとも近づくと時期とされています。
そのため、現代においても
この期間にはお墓参りに行ったり、
仏壇にお供えをしたりします。
寺院においては彼岸会という
法要がおこなわれることもありますよ。

春分の日とは、国民の祝日の一つであり、
「自然をたたえ、生物をいつくしむ」日
とされています。
また、太陽が春分点
(天の赤道を南から北へ横切る点)を
通過する日で
「昼と夜の長さが等しくなる日」
でもあります。

春は3段階でやってくる
と言われています。
気温や植物の変化に合わせて
光、音、そして気温の3段階に分かれます。
1. 光の春
光の春は、まだ寒い時期でも日が徐々に長くなり、
日差しが力強くなることで春の気配を感じる段階です。
2月以降、昼の時間が長くなることで、
春への歩みを実感できます。

2. 音の春
光の春の次に訪れるのが音の春です。
雪解けの音や雪解け水が流れる音、
ウグイスなどの鳥の鳴き声から春を感じるようになります。
特にウグイスの「ホーホケキョ」という
鳴き声は繁殖期である春に聞かれます。

3. 気温の春
最後に気温の春がやってきます。
3月下旬の春分の頃には桜のつぼみがほころび始め、
気温が本格的に上昇し、
春本番の暖かさを感じるようになります。
西日本や東日本から桜前線が北上し、春爛漫となります。

春を3段階に分けて捉えるとは、
季節の移ろいを肌で感じる
日本人らしい発想です。
春分の日はお彼岸の中日でもあります。
ご先祖様に思いを寄せ、
お墓参りをするなど、
命のつながりに感謝する
大切な節目の日でもあります。

👉(過去ブログ:終活として お墓を用意 私のお墓は 前方後円墳)
また、祝日法にある
「自然をたたえ、生物をいつくしむ」
という趣旨の通り、
お墓参りだけでなく、
道端に咲き始めた花や鳥の声に耳を傾けるのも、
この時期の良い過ごし方ともいえます。
「暑さ寒さも彼岸まで」
という言葉があるように、
春分の日を境に冬の寒さが和らぎ、
本格的な春の訪れを実感します。

三つの段階を経てやってくる春は、
私たちに「変化はゆっくりでも確実に訪れる」
ということを教えてくれているように思います。
大きな変化は、ある日突然起こるように見えて、
その前には必ず小さな兆しがあります。
まず光のような変化があり、
やがて周囲に広がり、
最後に確かな形となって現れてきます。

春分の日に、ご先祖様へ思いを寄せながら、

自然の変化にも目を向けてみる。
そんな時間を持つことも、
この季節ならではの大切なひとときではないでしょうか。
春はもう、すぐそこまで来ています。
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