2月22日は、フーフーフーで「おでんの日」──染みるのは味か、時間か。
2月22日は、フーフーフーで「おでんの日」オススメ店と我が家の味

2月22日「おでんの日」──染みるのは味か、時間か。
2月22日は「おでんの日」。
熱々のおでんを「フーフーフー(222)」と
息を吹きかけて食べる
語呂合わせから生まれました。
今日は春の気配を感じる暖かさ。
それでも「おでん」と聞くと、
湯気が立ち上る光景が浮かびます。
季節と気温は一致しても、
心が求めるものは必ずしも一致しない。
おでんは不思議な食べ物です。
派手さはない。
しかし、じっくり時間をかけて、
静かに味を染み込ませていく。
これは経営にも似ています。
一晩では味は決まりません。
急いでも、大根の芯までは届かない。
企業文化も同じです。
理念は掲げるだけでは染みません。
時間と反復と、日々の実践が必要です。
淡路島で出会った、出汁の哲学

洲本市の老舗うどん店
うどん もへいじ
昭和52年創業。
セルフで選ぶおでん。

出汁の深みは、長年積み重ねた時間そのもの。
私はこんにゃくが印象に残りました。

主役ではないが、確かな存在感。
淡路市志筑の
創作うどん家 ぜん丸

1987年創業。
牛すじ、大根、竹輪。
柔らかさの裏に、丁寧な下処理。
ここにも「準備の力」があります。

どちらも共通しているのは、
出汁を軽んじないこと。
目に見えない部分に、手間をかけている。
我が家の隠し味

しかし、やはり一番は我が家の味。
大根は米のとぎ汁で下茹で。

牛すじは丁寧に下処理。

そして隠し味は蜂蜜。
みりんと蜂蜜で、角を取る。
しょうゆと塩の加減を整えるのは、私の役目です。

家庭の味は、レシピ以上のもの。
そこには「関係性」が染み込んでいます。
外で食べるおでんは完成品。
家のおでんは、プロセスごと味わうもの。

染み込ませる経営
急成長よりも、浸透。
拡大よりも、定着。
おでんが教えてくれるのは、
時間の価値です。

企業文化もまた、
火を止めた後に味が落ち着くように、
静かな時間の中で深まる。
もう少し冬は続きそうです。
あと何度か、おでんを囲みながら、
“染みる経営”を考えてみたいと思います。
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