沖縄直送 生きたクルマエビ 箱を開けたら跳ねた 海のごちそう|生クルマエビとあんこう鍋
箱を開けたら跳ねた|沖縄直送 生きたクルマエビが主役の夜 冬に食べたい海のごちそう|生クルマエビとあんこう鍋
沖縄から届いた、今夜しか味わえないごちそう ― 生きたクルマエビと、湯気立つあんこう鍋 ―
箱を開けた瞬間、思わず声が出ました。
クルマエビが、生きて,はねているいる。
沖縄の金城正浩さんから届いたクルマエビは、
水も氷もなく、
ただ おがくずに包まれて やって来ました。

それなのに――
取り出そうとした瞬間、
ぴんっ、ぴんっと、元気よく跳ねる。
この時点で、
「これはもう、絶対に旨い」と確信します。

ぷりっと、甘い

まずは“生”でしか味わえない一口
美味しい食べ方は分かっています。
残酷かもしれませんが、刺身です。
殻をはいだ身は、
ほのかに透明で、つやつや。
口に入れると――
ぷりっ と弾み、
次の瞬間、甘みがじゅわっと広がる。
噛むほどに旨みが増して、
後味は驚くほどすっきり。
「エビって、こんなに甘かったのか」
スーパーで食べるエビとは、
まったく別物です。

頭は捨てない


香ばしさがたまらない“鬼殻焼き”
次は、お楽しみの 頭。
そのまま網にのせて、
じっくり焼く 鬼殻焼き にします。
殻が赤く色づき、
香ばしい香りが立ちのぼったら食べ頃。
中の味噌をひと口すくうと――
濃厚、コク深い、旨みのかたまり。
これはもう、
酒を呼ぶ味です。
⇩この車エビは車海老の「球屋」さんの活車海老です。


今夜の主役は、実はもう一つ

湯気の向こうに、あんこう鍋
実は今夜、

もともと用意していたのは あんこう鍋。
ぐつぐつと湯気を上げ、
鍋の中では、ぷるぷるの身と、
とろける肝が待っています。

クルマエビの甘み、
あんこうの旨み。
海のごちそうが、同じ食卓に並ぶ夜。
こんな偶然は、そうありません。

海の幸は、やっぱり“肝”がうまい

クルマエビの味噌、
あんこうの肝。
どちらも共通しているのは、
とろけるような濃厚さ。
口に運ぶたび、
「冬のごちそうを食べている」
という満足感が広がります。
生きて届くからこそ、味が違う

遠い沖縄の海で育ち、
人の手で丁寧に扱われ、
生きたまま届いたクルマエビ。
その 鮮度と生命力 が、
この味をつくっています。
一口ごとに、
「今日は特別な日だ」
と感じさせてくれる食卓。
今夜は、ちょっと贅沢でいい

忙しい日常の中で、
こんな夜があってもいい。

湯気の立つ鍋、
香ばしいエビ、
静かに流れる時間。
沖縄の海に感謝しながら、
今夜はゆっくり、
旨いものを味わいます。
2025.12.18
