神戸市長選 期日前投票 ――頼まれた義理と、自分の信念ので狭間で――
神戸市長選と期日前投票 ――頼まれた義理と、自分の信念のあいだで――神戸がよりよい街へと 発展していくことを心から願っています
神戸市長選の期日前投票に行ってきました。
現在は淡路市岩屋で暮らしているため、
投開票日の10月26日(日)に
神戸へ戻るのは少し大変。
そこで、今回も期日前投票を選びました。
平日の昼間ということもあり、
投票所は静かで落ち着いた雰囲気。
待ち時間もほとんどなく、
スムーズに投票を終えることができました。
前回の参議院議員選挙のときは
長蛇の列だったので、その違いが印象的でした。
(過去ブログ:参議院議員通常選挙 期日前投票は行列です)
今回の市長選には、
現職と新人3名の計4人が立候補しています。
いずれも無所属ですが、
それぞれに政党や支援団体の後ろ盾があり、主張も多様です。
争点は
「神戸の都心再整備」
「人口減少対策」
「物価高騰への対応」など、
いずれも神戸の未来を左右するテーマばかりです。
少し個人的な話ですが、
候補のひとり五島大亮氏は神戸商科大学の卒業生とのこと。
私も同大学大学院の出身なので、
手元に届いた「同窓生へのお願いハガキ」を見て、
どこか懐かしい気持ちになりました。
一方で、別の知人からは
「現市長・久元さんをぜひ」とのお願いも届きました。
久元喜造市長は2013年の就任以来、
「住みやすく、働きやすい神戸」を目指し、
市政を安定的に運営してきた実績があります。
課題は残るものの、
10年以上にわたる地道な取り組みは、
多くの市民から評価されています。
こうしてさまざまな「お願い」や
「つながり」が届く時期になると、
誰に投じるか、つい迷ってしまいます。
頼まれると応えたい——それは神戸人の義理人情。
けれども、最終的に決めるのは自分の信念であり、
一票の重みだと思います。
今回も奥さんと一緒に静かな投票所で
票を投じながら、改めて考えました。
政治は遠いもののようで、
実は私たちの生活のすぐそばにある。
だからこそ、「誰のための神戸か」
「どんな神戸を次の世代に残したいか」を
自分の言葉で選びたいと思います。
神戸が、もっと誇れる街になりますように。
そんな願いを込めて、今回も一票を託しました。