アルコン来社 商談から子育て談義に脱線 3人の子供をどのように教育して医者にしたのですか?
アルコン来社 Kimさんの質問 我が家の子育て方法 3人ともどうやって医者にしたのですか?
アルコンから、
アルコン ビジョンケア事業本部
ビジョンケア事業部 デジタル部
部長 キム ジェウン(ジェイ)さんと、
我が社の担当の鮫島洋さん、兒島 弘文さん、
の3名が来社されました。
今回の来社の目的は
アルコンのサブスクリプションサービス、
マルロの進捗状況についてです。
今年の夏にマルロが開始して
はやくも数か月が経過しました。
アルコンの勧めるマルロは
我が社では順調に登録会員を増やしています。
アルコンとしては
これまでの販売戦略を変更して
コンタクトレンズの最も川上である
医療施設と提携した
コンタクトレンズ販売店を中心にして
登録会員制のマルロの販売システムを
推し進めていこうとしています。
他には、近々、日本アルコンの
東京の本社で、
マルロを賛同する加盟店が数社集まって、
説明会、相談会をする予定があるので
前段階の打ち合わせをしました。
さんプラザコンタクトレンズも
数社しか呼ばれない説明会に
声を掛けて頂いたのです。
アルコンとしては、
本国のアメリカでは
すでにマルロを実行しているので
日本でもぜひ成功させたいと言う
意気込みを感じます。
仕事の話以外にも
今回は子育てについて聞かれたので
そのお話をしました。
我が家は、3人の子供達全員が
医学部へ通い医者になりました。
3人全員もどうやって医者にしたのですか?
と聞かれ、子育ての話に花が咲きました。
キムさんにも
男の子のお子さんがいるようで
この先の子育、教育について
真剣に考えているようです。
子育ては、子育てをする適時があります
適時を逃したら、子供は成長して
親の言うことを聞かなくなります。
教育を後からすることはできません。
我が家は3人子供がいて
うち1人が男の子です。
男の子の面倒は、
父親の私は良く見ていました。
医学部へ進学させるには、中高一貫の環境で
早くから準備を進められると思い、
中学受験をする選択肢を取りました。
ところが息子は
中学受験が控えた小学校6年生のとき
勉強をあまりしていなかったのです。
これでは大変だと思って、
チラシの裏を使って、
私が試験問題を作って解かせたりしていました。
中学受験が無事成功し、
それから息子は中学から寮に入って
親元離れて、厳しい寮生活を送りました。
学問は学校で学んでいるので、
親の私は生きた勉強を教えていました。
なにをしたかと言えば、
息子を連れて、国内外ともに、
あちこちに連れて行きました。
韓国、中国、バルセロナオリンピック、イギリス
など、余裕のある生活を見せ、
勉学のやる気に繋げていきました。
とにかく、安定した生活が出来るようになろうと思ったら
勉強して資格を取ることが大切だと
息子に言って聞かせた事を話ました。
私の子育ての話を聞いて、
キムさんは感心していました。
沖縄でウィンドサーフィン
趣味の話です。子供を連れて、
沖縄でウィンドサーフィンの講習を
受けたことがあります。
ウィンドサーフィンは
海辺で眺めていると気持ちよさそうですが
実際やってみると、
想像の何倍も難しいのです。
最初は、ボードの上になかなか立てません。
立つまで何日もかかります。
やっと立てたと思ったら
今度は風を受けて方向転換をするのが
非常に難しいのです。
息子と一緒に
ウィンドサーフィンをしたのも
良い思い出です。
その影響もあってか、息子は
医学部入った後、ヨット部に入部していました。
ヨット部は意外と厳しい部活です。
厳しい練習に耐えて、忍耐力を身に付けていました。
息子の子育てを思い返してみると、
どこに行くもとにかく一緒でした。
お父さんの後を付いてくるように育てていました。
一番印象的なのは、
阪神淡路大震災のときです。
震災時には学校に電話して、
震災復興の体験の機会は、
ないほうがいいですが、
一生に一度あるかないかなので、
生きた勉強をさせたいので
しばらく学校を休ませてくださいと
校長に電話をしたのです。
それから息子が神戸に帰って来て、
しばらく復興を手伝ってもらいました。
罹災の現場を見せて、自らの体を使って、
困った人を助けるような学習をさせました。
テレビを追放
私がお正月に同窓会があって、
同窓会から帰ってみると
子どもたちがTVを見ていて
出迎えなかったのです。
そこで、お父さんが帰って来たのに
出迎えもしないなんてと、
その原因はテレビを見ているからだと、
テレビのコンセントを引き抜いて
ハサミでコンセントを切ったのです。
そして、テレビをしばらく
見れないようにしてしました。
そうすると、その後は食事の時でも
テレビを見ながら食事をしなくなって
家族で会話をするようになりました。
そこから7年間、我が家では
テレビのない生活が続いていましたが、
その後、子どもたちが寮生活になり、
家から出て行って、
私と奥さんの二人になって、
世間の情報がなかなか入ってこないのと
憩いが無いのでテレビを買うことにしました。
子供達と一緒に会話のある生活をしたことが
価値があったことは確かです。
子育ての毎日は
忙しく大変ですが、
気がつけば過ぎ去るのはあっという間です。
子どもと向き合い、
同じ時間を過ごせるのはほんの数年です。
その短い時間に、どれほどの思いを託し、
心に残せるかが大切なのです。
水を与えるより、井戸の掘り方を修得する
たとえ話ですが、生活に水は必要です。
もし、干ばつがあって、水不足になった時
井戸が頼りですが、
自分の井戸だけでは水は足りません。、
水を求める人たちに水が得られるような、
井戸の掘り方を修得していたら
自分だけでなく、周りの人たちにも水を供給できます。
そこで、私は、子供たちに、
井戸が掘れると同じように
人の助けになるように、医師の道を勧めました。