鯉のお世話は意外と大変! 鯉の池の水質管理 食欲を増進する餌づくり、、、
投稿No:10369
鯉のお世話は意外と大変! 鯉の池の掃除 この時期はあっという間に 汚れてしまいます
5月に広島の 坂井養魚場から
購入した鯉は、元気に育ってきています。
鯉を飼うというのは、一見すると
池に放してエサをやればよいだけの、
気軽な楽しみのように思われがちです。
しかし実際には、意外と手間がかかるのです。
エサの質と量を加減したり、
濾過装置やエアレーションで水を循環させたり、
定期的な掃除を行うなど、
常に気を配る必要があるのです。
今飼育している鯉を
坂井養魚場から購入したときは、
20cmほどのまだまだ子どもの鯉でした。
(過去ブログ:阪井養魚場の紅白錦鯉 色揚げに挑戦)
その鯉たちが順調に育ち
だんだんと大きくなってきています。
鯉は成長すると体が大きくなり、
食欲も旺盛で、フンの量も増えていきます。
そのため池の水はすぐに濁りやすく、
放っておけば水質は悪化してしまいます。
池の水を濁ったままにしておくと
鯉や池の環境に色々な悪影響が起こります。
濁った水の中では、鯉は元気をなくし、
病気のリスクが高まるだけでなく、
観賞の楽しみもなくなってしまいます。
現在は夏の盛りということもあって、
毎日強い日差しが降り注ぎ、
気温も高い日が続いています。
日光が直接当たると、池に水藻が繁殖します。
水藻は、水を循環している、水中コンプを塞いでしまいます。
そのせいか、水の汚れが進むスピードも、
以前よりずっと早く感じられます。
水の循環が悪くなると、水中の酸素が減少します。
鯉が元気に泳ぎ回ることで
底の汚れが舞い上がったり、
エサの食べ残しやフンが水中に
溶け出したりするのに加え、
暑さによって水中の微生物の働きも活発になって、
分解が一気に進んでしまいます。
その結果、
いつも以上に水が濁りやすく、
気を抜くとあっという間に
透明感が失われてしまうのです。
夏場は特に、
きれいな水を保つことは難しいです。
そこで、お休みの日に
鯉の池をお掃除することにしました。
ブラシで水藻とり
池の側面をゴシゴシこすって綺麗にします。
意外と大きな池なので
全体をやるとなると大変なので
手の届く範囲で綺麗にします。
鯉は、端っこの方へ寄って
何をしているんだろう?と
様子をうかがっているかのように、
こちらの動きを見守っていました。
フィルターの掃除です。
ろ過装置には、かなり大きなフィルターを
使用しているのですが、
あっという間に汚くなってしまいます。
綿花のようなフィルターは、初めは綿のような白さでしたが
数か月もすれば、泥を含んで、
真っ黒になっていました。
フィルターは、まるごと交換します。
相当汚れていたので、
特にこの時期は、もっとこまめに
掃除をしないとダメだなあと反省しました。
工場のように、ちゃんと浄化設備が出来ていたら
こんな、原始的な浄化方法はしなくても良いのですが、、、
今、私はこの鯉たちの
成長のお世話をしています。
残念なのは、私が餌をあげるために、
鯉に近づくと,鯉たちは、大急ぎで逃げて
餌をねだりに、寄ってくるような可愛さはありません。
成長に合わせて、色揚げにも挑戦しています。
せっかく飼うのだから、
ただ飼育するわけではなくて
綺麗に育ててあげたいと、挑戦中なのです。
餌にもこだわっていて、
奥さんにも協力してもらって、自家製の餌も作っています。
我が家に来てから成長して、
だいぶ大きくなりましたが
まだまだ大きくなると思います。
いつか、品評会に出せるような
立派できれいな鯉を育ててみたいのです。
このまま、立派な鯉になるよう
これからもお世話を頑張ろうと思います。