道の駅神河 銀の馬車道は 銀鉱石を馬車で運ぶ 日本初の高速産業道路

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道の駅 神河 銀の馬車道は 採掘された鉱石を馬車で運ぶために整備された 日本初の高速産業道路です

神河町をドライブ

神河町周辺を少しドライブです。

夏らしい青空が広がり、

陽射しは強いものの、

どこか清々しさのある空気が心地良く感じます。

車の窓から見えるのは、のどかな田園風景と、

夏空に映える濃い緑の山々です。

田んぼが広がる、

のんびりした風景が続いていました。

途中、道の駅があったので

なにかあるかと期待をして

寄ってみることにしました。

立ち寄ったのは、道の駅 神河です。

道の駅「銀の馬車道・神河」は、

兵庫県神崎郡神河町にある道の駅で

名前にある「銀の馬車道」は、

明治時代に生野銀山で採掘された鉱石を、

姫路港まで、約49kmを結んでいました。

この道は、当時の日本においては

画期的な高速産業道路で、

西洋式の馬車輸送システムを導入した

日本初の本格的馬車道でもあります。

日本遺産 銀の馬車道 生野銀山と飾磨津を結ぶ高速産業道路

「銀の馬車道」とは、

かつて生野鉱山と飾磨津を結んでいた、

日本で一番最初の「舗装」という

概念をもって作られた道路です。

より速く、より安全に、生野から飾磨津の間、

約49kmを結ぶ夢の道路は、

経済性、社会性、利便性の絶妙なバランスと

秀逸な道路計画によって

日本初の高速産業道路として築かれました。

若き日本が挑んだ前人未到のプロジェクトであり、

「殖産興業」を国策に掲げた明治新政府が

産業を支える新たな物流手段の確立でもありました。

日本遺産 播但貫く、銀の馬車道 鉱石の道 

姫路・飾磨港から生野鉱山へと

南北一直線に貫く「銀の馬車道」から

さらに明延鉱山、中瀬鉱山へと“鉱石の道”が続きます。

わが国屈指の鉱山群をめざす全長73km のこの道は、

『 播但貫く、銀の馬車道 鉱石の道 』として日本遺産になっています。

16の認定構成文化財がその行程に含まれています。

出典 日本遺産「播但貫く、銀の馬車道 鉱石の道」 / 銀の馬車道

道の駅 神河

さっそく、車から降りて

ゆっくり見て回ることにしました。

道の駅ならではの、地元の特産品や

手作りの加工品が売られています。

店外のテントでは、木でできた置物や

大豆やきゅうりが売っていました。

なにがあるか見ていると、

茅葺き屋根の建物がありました。

この道の駅神河はこうして

茅葺き屋根の建物を活用していて、

どこか懐かしい田舎の風景を感じます。

店内に入ってみると、

神河で採れた新鮮な野菜や、

地元の方が作った手作りのお惣菜など、

さまざまなものが並んでいます。

その中に、かきもちが

売られていました。

昔は、お餅を切って干し、

自宅でかきもちを作るのが

当たり前だった時代もありました。

最近では見かける機会も

減ってきたように思います。

お惣菜コーナーには

太巻きやお稲荷さんなどが売られています。

その中に、大黒巻というものがありました。

道の駅神河名物と書いてあります。

きゅうりが大きく切ってあり、

きゅうりのシャキシャキ感が

アクセントになっているそうです。

何か買いたいものはないかと

ゆっくり見てみますが、

鮎をたくさん食べた後なので、

なかなか欲しい物は思いつきません。

家族の方へ戻ると

ソフトクリームを食べていました。

たくさん食べた後ですが

ソフトクリームは別腹のようです。

奥さんは、みたらし団子を買っていました。

やっぱり、女性は甘いものに弱いというのは、

あながち間違っていないようです。

国産の米粉100%使用のお団子です。

道の駅 神河は

それほど大きな施設ではありませんが、

地域の魅力が詰まっています。

ひと通り見終えたあとは、

買い物中のみんなを

ゆっくり待ちました。

ふらふらと歩いていると

どこからか鳥の声が聴こえます。

探してみると、建物の軒先に

ツバメの巣を発見しました。

巣の中では、ひなが小さなくちばしを開けて、

お母さんが帰ってくるのを

今か今かと待っています。

雛たちはすでに少し大きくなっていて、

巣立ちまでもう一息といった様子です。

ツバメの子育ては、

昔から変わらない夏の象徴のひとつです。

このまま元気に育って、

無事に巣立ってほしいなと思います。

ゆるキャラ カーミンがお出迎え 神河町はハート形? 

観光案内所にも行ってみました。

神河町のマスコットキャラクター

カーミンがお出迎え。

よく「うさぎ」に間違われるけど、

うさぎじゃないんです。

神河町の地形と同じハート型の顔をした森の妖精です。

 

壁に貼られている神河町の地図を見ると、

なるほどカーミンの顔の形に似ています。

さすが、観光案内所。

カーミンのグッズがたくさん販売されています。

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